<1番はやく溶ける氷がどれかについて根拠のある予想をたてよう>
板書案

今日やることを確認する
T:みなさん、お久しぶり。夏休みはどうでしたか?
C:楽しかった
C:夏休みもう一回したい
T:そうだね笑 でも、今日から学校なので切り替えて、学習にのぞめたら素敵ですね。
C:はい
T:えらいえらい笑 そしたら、今日は2学期に入って初めての理科なので、オリエンテーションをします。ぜひがんばりましょう
C:はい!
理科とはどんな教科なのかを確認する
T:じゃあ、1番最初に確認なんだけど、1学期に「理科ってどんな教科か」についてはなしたんだけど、何だったけ?ペアで相談
C:はい
C:できました
C:うーん
T:そしたら、ヒントは「理科は〇〇を自分の手で△△に変える教科」だよ
C:あ!わかった
T:おしえてください
C:はい
T:Aさん
C:はい。理科は不思議を自分の手で真実に変える教科です
C:同じです
T:正解。これが理科という教科です。
問題解決の流れを確認する
T:ほんでね、不思議を真実に変えるためにいろんなことをしていくのね。
C:はい
T:まずは、不思議をみつける
C:はい
T:次は?
C:予想を立てる
T:正解。次は?
C:実験方法を考える
T:正解。次は?
C:実験する
T:正解。次は?
C:結果をまとめる
T:正解。次は?
C:考察する
T:正解。次は?
C:ふりかえりをする
T:正解。こういう流れで不思議を自分の手で真実に変えていくの
C:はい
4年でつけたい問題解決能力とコツを確認する
T:ほんで、4年生は、どこに力を入れて学習するかと言うと
C:根拠のある予想を立てる
T:そうです。この力をつけるのを4年生はがんばりmす
T:じゃあ、根拠のある予想を立てるためのコツって何かわかる?
C:日常生活とつなげる
C:既習とつなげる
T:そうそう。それを意識すると、根拠のある予想になります
C:はい
T:じゃあ、今日は実際にやりながら、根拠のある予想を立てるっていうのをふりかえりましょう
C:やったー
問題を把握する
T:そしたら、今日の問題を書きます。ノートに書いてね
どの色の氷が一番はやくとけますか?
C:かけました
T:集合!
C:はい
T:ということで、今回こんなふうに色つきの氷を準備しました
C:お〜、すごい
C:いろんな色がある
T:さあ、この中で一番はやくとけるのはどれでしょう?っていうのが今日の問題になります
C:はい
T:選択肢は?
C:赤
C:黒
C:青
C:白
C:透明
T:あともう1こ選択肢あるよ
C:あ〜、どれも変わらない
T:そうだね。ということで今回はこの問題をつかって根拠のある予想を立てられるようにがんばりましょう
C:はい
T:じゃあ、今日の課題は?
C:1番はやく溶ける氷がどれかについて根拠のある予想をたてよう
T:じゃあ、それでいこう
ということで本時の課題として「1番はやく溶ける氷がどれかについて根拠のある予想をたてよう」に決まりました。
予想を共有する
じゃあ、あなたの予想とその理由をかいてみてください
C:はい
T:じゃあ、そろそろいいかな?
C:はい
T:そしたら、ネームプレートをはってきて
C:はい
T:お〜、こういうけっかになりました。
C:なるほど
T:青、白、透明を選んだ人はいないんですね。じゃあ、一番少ない「かわらない」を選んだ人、理由は?
C:はい
T:Bさん
C:はい。色を変えても、氷は氷だから溶ける速さは変わらないと思ったからです
C:わかりました。他にあります
C:Cさん
C:はい。スーパーで無料でもっていける氷って、全部とうめいじゃないですか。もし色で変わるなら、その色にすれば長持ちするはずなのに、してないのは溶けるはやさが色で変わらないって思ったからです
C:わかりました
T:Cさんは、どっちとつなげたの?
C:日常生活
T:そうだね。たしかに、スーパーの氷って透明だもんね
C:じゃあ、透明が一番溶けにくいって可能性もあるかも
C:たしかに
T:なるほどね。じゃあ、次は赤色が少ないかな。赤色だと思った人。りゆうは?
C:はい
C:Dさん
C:はい。体育とかで赤白ぼうしの赤をかぶったら熱くなるから白をかぶってって言われるので、もしかしたら赤は熱をとりこみやすいのかなって思ったからです
C:わかりました
C:たしかに〜
T:これはどっちとつなげたの?
C:日常生活
T:ですね。Dさんと同じように赤かぶらんといてって言われた経験あるよってひと?
C:はい
T:じゃあ、結構納得?
C:はい
T:じゃあ、最後は、黒選んだ人。理由は?
C:はい
C:Eさん
C:はい。自分もDさんと似ているのですが、黒色の服が一番熱くなりやすいって聞いたことがあって、それで黒が一番熱をとりこみやすいのかなって思ったからです
C:わかりました
T:これはどっちとつなげたの?
C:日常生活
T:ですね。たしかに。黒色着ると暑いってなるかも
T:あと、Fさん。おしえて
C:はい。自分は3年生のときに、虫眼鏡で日光を集めるとき、白の紙じゃなく黒の紙だと燃えたので、黒色が熱をとりこみやすいのかなって思ったからです
C:あ〜
C:たしかに
T:これはどっちとつなげたの?
C:習ったこと
T:そうだね。じゃあ、真実はどうなんだろうね?
C:うーん
T:じゃあ、どうする?
C:実験
T:ですね
実験して確かめる
T:じゃあ、日なたのところにおいてみよう
C:はーい
T:じゃあ、しばらく様子見
C:どうだろう
C:あ!ちょっとずつ溶けてきた
C:やっぱり黒色がはやいよ
C:すごい
C:やっぱり黒色だ
C:赤もはやいけど
T:ということで真実は?黒色
T:ですね
振り返りをする
T:どうでした?
C:楽しかったです
T:そうだね。やっぱり理由がしっかりしてるとどっちが真実なんだろうってワクワクしない?
C:します!
T:自分にはないアイデアを友だちから聞いたりできるのは学校で学ぶ良さだと思います。ぜひ、ワクワクできるように根拠のある予想を立てる力をつけていこうね
C:はい
T:じゃあ、ふりかえりをしましょう。もし書ける人は、不思議をかけると最高だな
C:はい
C:できました
終わりに
根拠のある予想は、日常生活か既習とつなげるっていうのを子どもたちが行うには、そういった題材を選ぶことが大事です。今回は、「色」に注目させることで、日常生活を想起させれるのではないかと思い、行いました。虫眼鏡のやつは、すごいなって思ったし、自分も勉強になりました。先生の予想を超えてくるとやっぱり楽しいです。
続きは・・・
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