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<本当に実ができるために受粉が必要なのかな?>
板書案

ふりかえりをし、課題を掴む
C:前の学習のふりかえりをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の課題は「本当に実ができるために受粉が必要なのかな?」です
C:同じです。
T:そうだね。ほんで、前回はなにをしたかというと
C:実験方法を考えました
T:ですね。難しかったのは何かというと
C:受粉ありと受粉なしをどうやって実現するかです
T:そうだね。コツはなんだっけ?ペアで確認
C:はい
C:できました
T:おしえてください
C:はい
T:Bさん
C:はい。蕾の状態でふくろを被せるです
T:そうだね。じゃあ、今日はこの続きからするね
C:はい
T:課題は前と同じでいいですか?
C:はい
といって本時の課題として「本当に実ができるために受粉が必要なのかな?」に決まりました。
実験方法を確認する
T:そしたら、実験方法を確認しましょう
C:はい
T:まず、実験方法を考える時、いちばん大事なことはなにかというと
C:条件制御
T:条件制御ってなに?
C:調べたい条件だけ変えて、他の条件は同じにする
T:でしたね
T:じゃあ、今回の場合変える条件はどれかというと
C:受粉
T:ですね!
T:つまり、受粉ありと受粉なしのめばなを準備して、実ができるかどうか調べればいいわけです。ただし、めばなを準備するときに気をつけないといけないことがあって、それが
C:めばなのつぼみをじゅんびする
T:でしたね。なんでめばなのつぼみをじゅんびしなければいけないのかな?ペアで相談
C:できました
T:おしえて
C:開花した雌花だと、風や虫によってもうすでに受粉してしまっている可能性があるからです
T:そうだね。受粉なしにしたいけど、受粉してしまっていたら大変だもんね。
T:だから、めばなのつぼみを準備して、そのあとどうするの?
C:ふくろをかぶして、花が咲いたら、筆で受粉させて結果をまつ
T:っていうふうにすればいいんだね
T:本当に実ができるために受粉が必要であるとすれば、受粉ありは?
C:実ができる
T:受粉なしは?
C:実ができない
T:という風になればいいんだね
T:でも、どっちも実ができなかったら
C:受粉は関係ない
T:どっちも実ができたら
C:受粉は関係ない
T:っていうことだね
実験をする
T:じゃあ、今から実験をしましょう
C:はい
T:ほんで、めばなのつぼみにふくろをかぶせるのは、タイミングとかも難しいので先生の方で準備しておきました。
C:ありがとうございます
T:いえいえ。そしたら、みなさんは受粉させるところからしましょう
C:はい
T:なにいる?
C:絵の具セットの筆
T:ですね。そしたら、ここに準備したので、グループで1本ずつ持っていって
C:はい
T:じゃあ、外にいきましょう。
C:はい
植物が成長するためには・・・
T:じゃあ、教室戻るよ
C:はい
T:そしたら、ぜひ、どうなるかを見てみましょう。ただし…
C:?
T:植物が成長するために、私達にできることはしっかりやりましょう。さぁ、ここで復習です。実は1学期のときに、植物が大きく育つためには2つの条件が必要だよっていうのを勉強しました。ノートに書いて持ってきてください
C:なんだったけ?
C:できました
T:正解
C:よし!
C:できました
T:正解
C:なんだったっけ?
T:のこり30秒です
C:うわ〜1個しかわからん
T:時間切れ!じゃあ、みんなで確認しましょう。今わからんくても、めげずに今覚えようってすればきっとできるようになるからね
C:はい
T:1つ目は、Aさん
C:日光です
T:2つ目は、Bさん
C;肥料です
T:正解!日光と肥料だね。
T:あと、水や空気や適当な温度ももちろんいるからね!つまり、君たちがこの後がんばってほしいことは?
C:水やり、肥料!
T:ということですね!ぜひ、結果がうまく出るようにあげてくださいね
C:はい
T:じゃあ、ふりかえりをかいてみてください
C:はい
C:できました
終わりに
今回は実際に実験をしてみました。子どもたちは、楽しそうにやっていましたね。その前に実験方法を確認したり、植物が大きく育つために必要なことを確認したりしました。これは、「変化のある繰り返し」をすることで、知識を定着してほしいという思いでしています。人は忘れるけど、何かとつなげたり、何回もやってたら覚えますからね。
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