<空気にはどんな特徴があるのかな?>
板書案
日常生活の中で空気が入っているものを確認する
T:きょうから新しい勉強に入るね
C:はい
T:タイトルは、「とじこめた空気と水」です
C:かけました
T:まずはじめに質問ねんけど、みなさんの身の回りには空気をとじこめて使っている物があるんだけどなにがあるかな?
C:タイヤ
C:ボール
C:ふうせん
C:空気入れ
T:なるほどね。こんなふうに、空気をとじこめた物を日常生活の中で使っているよね。ということで、とじこめた空気について詳しく勉強していくよ
課題を掴む
T:そしたら、今日の問題ね。そっくりそのままノートに書いてね。
ポリぶくろに空気をとじこめて、両手でかかえながらおしてみよう
C:できました
T:そしたら、今日は1回目の授業なので、空気をとじこめて、いろいろなことやってみましょう。ほんで、とじこめた空気にはどんな特徴があるのかについて勉強しましょう
C:はい
ということで、本時の課題として「空気にはどんなとくちょうがあるのかな?」に決まりました。
空気をとじこめて、いろいろしてみよう!
T:そしたら、いまからこんなのをつくってもらうね
C:でかっ!
T:じゃあ、きっとの中からポリぶくろ出してね
C:だしました
T:名前をかいて。
C:できました
T:つぎ、袋の口をとめるやつを出して
C:出しました
T:名前をかいてね
C:できました
T:そしたら、こんな風に空気をとじこめて、口をとめて!
C:できました
T:じゃあ、できた人は、床においてね。おっ!早いね
T:そしたら、このあと、両手でかかえながらおしてもらうね。ほんで、見るポイントが2つあって…
T:1つ目は、てごたえね
C:てごたえ
T:2つ目は、中の空気の様子ね
C:中の空気の様子
T:この2つに注目しながら、やってみて。分かったことがあれば、どんどんノートに書いていってね。
C:わかりました
T:質問ある?
C:ないです。じゃあ、始めてください
分かったことを確認する
T:分かったこと教えて!
C:おすと、中の空気が縮む
T:お〜。確かに。つまり、中の空気の体積が…
C:ちいさくなった
C:ほかにあります
C:おすと手応えがあります
T:手応えあるの感じた?
C:なんか押せなくなる
T:そうだね。押すと空気も押し返すからね。
まとめをする
T:じゃあ、まとめをするよ
C:もうですか?
T:はい
T:そしたら、空気の特徴として上がっていたのは?
C:体積が小さくなる
C:押し返す
T:この2つが出ていたね
ということで、本時のまとめとして「空気には、①ちぢむ、②押し返す力があるといった特徴がある」ときまりました。そして、ふりかえりをさせました
空気鉄砲の準備をする
T:でね、次回はこれをします!
C:空気鉄砲だ
T:そう。これもとじこめた空気の勉強と関係しているんだよ
C:たのしみ
T:じゃあ、名前書いたり、組み立て方を確認したりしようね
C:はい
といって準備をさせました。
終わりに
普通の教科書では、いきなり空気鉄砲をしますが、自分は反対派です。理由は、「どうして前玉が飛んだの?」と尋ねられても、持っている知識が乏しく、意見が出てこないからです。
それもそのはずで、私達はふだんの生活で、目に見えない空気というものを意識してみているわけではありません。だからこそ、体験をさせながら、「空気ってちぢむね」とか「空気って押し返すね」といった土台を揃える時間が必要だと思います。これがあることで、トータルで見るとスムーズに授業が進む感じがします。昔の教科書では、載っていたんですけどね…
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「とじこめた空気と水」2授業目〜をご覧ください。
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