まだ３授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開！ 〜３年「じしゃくのせいしつ」３授業目〜をご覧ください
＜じしゃくの極にはどんな性質があるのだろうか？＞
板書案
極について知る
T：前回の勉強でわかったことはなんですか？ペアで相談
C：はい
C：できました
T：おしえて
C：磁石と鉄の距離が遠いと磁石の力は弱くなり、近いと強くなります
T：そうだね
T：あと、磁石と鉄の間に磁石につかないものをいれても、鉄は磁石に
C：つく
T：これも大事なので覚えてね
C：はい
T：じゃあ、今日の問題ね
C：はい
T：今、たくさんの鉄のクリップをじゅんびしました
C：はい
T：ここに磁石を横向きにしておきます。ほんで磁石をもちあげます。するとじしゃくに鉄がつくんだけど、どんなふうにつくと思う？イメージ図をかいてみて
C：はい
C：できました
T：じゃあ、グループでみあいっこしてみて
C：はい
C：できました
T：じゃあ、やってみるよ
C：はい
T：じゃーん
C：お！
T：どこらへんに多くついた
C：はじっこ
T：そうなんです。じゃあ、イラストかいておいて
C：できました
T：でね、磁石のはしってね、鉄を強くひきつけます。この部分を極といいます。極には２つあって、NってかいてあるのがN極、Sってかいてあるのが
C：S極
T：といいます。大事なのでノートにうつしましょ
じしゃくのはしの方は、鉄を強くひきつけます。この部分を極という。極にはN極、S極がある
C：できました
T：でね、この極には、ある秘密があります。
C：え〜どんなひみつなんだろう？
T：ということで、極の性質についてしらべましょう
ということで本時の課題として、「じしゃくの極にはどんな性質があるのかな？」にしました。
実験方法を確認し、実験する
T：じゃあ、どんなことをするか確認しましょう
C：はい
T：集合
C：はい
T：まず、キットにこんなのがあるからこれと磁石２つをだします
C：はい
T：片方はこの丸いやつの上にのせ、動けるようにします
C：はい
T：ほんで、１番目は違う極同士を近づけます
C：はい
T：つまり、どの極とどの極を近づければいいの？
C：N極とS極
T：そうだね。ほんで様子を見ます
C：はい
T：これがおわったら、同じ極どうしを近づけます
C：はい
T：おなじ極って何け？
C：N極とN極
C：S極とS極
T：そうだね。それでどうなるかを見ます
C：はい
T：質問はありますか？
C：ないです
T：じゃあ、結果はこのワークシートに記入してください
C：はい
T：じゃあ、始めましょう
といって実験をはじめました。黒板に実験方法を掲示してあったので、それをさんこうにしながら子どもたちはどんどんしらべていました
結果を確認し、まとめをする
T：じゃあ、結果を確認するよ
C：はい
T：S極とN極を近づけたらどうなった？
C：両方がぐわんとうごいて、くっつきました
C：同じです
T：そうだね。それを理科の言葉で引き合うといいます
T：じゃあ、S極とS極だったらどうだった？
C：なんか両方がくっつかないように、うごいていました
C：逃げていく感じがしました
T：そうだね。それを理科の言葉でしりぞけあうといいます
T：じゃあ、N極とN極だった？
C：しりぞけあいました
T：すごい！そうだね。多分、S極とS極を近づけたときと同じようにしりぞけあったと思います
T：つまり、違う極同士だと
C：引き合う
T：同じ極同士だと
C：しりぞけあう
T：という秘密が極にはあるというわけです
T：じゃあ、まとめをかくよ
といって、本時のまとめとして、「違う極同士は引き合い、同じ極同士はしりぞけあう」とかきました。
ふりかえりをし、理科の言葉を確認する
T：じゃあ、ふりかえりをしてね
C：はい
C：できました
T：じゃあ、集合
C：はい
T：そしたら、今N極とS極を近づけると
C：引き合う
T：そうだね。この時両方とも動いているのわかる？
C：ホンマや
T：だから、「引き合う」なのね
T：でね、磁石と鉄の場合、動いているのは
C：鉄だけ
T：だよね。だから、磁石につくって言います
C：なるほど。引き合うと磁石につくは違うので分けて覚えてね
C：はい
終わりに
今回は、そこまで難しい実験ではないので、しっかり子どもたちに実験のイメージをもたせることができればスムーズに行くと思います。
ただ、「引き合う」と「じしゃくにつく」っていう言葉の違いはしっかり抑えたいです。そのためには、視覚的に捉えさせることが大事だと思います。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開！ 〜３年「じしゃくのせいしつ」５授業目〜をご覧ください。
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