理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「水のすがたと温度」7授業目〜

授業観

 まだ6授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「水のすがたと温度」6授業目〜をご覧ください。

<水を冷やすと何度でどんな様子になるのかな?>

板書案

問題を把握し、課題を掴む

T:皆さんは、水を冷凍庫に入れた経験はありますか?

C:あります

T:じゃあ、水を冷凍庫にいれたらどうなる?ペアで相談

C:できました

T:おしえて。

C:氷ができます

T:なるほどね。じゃあね

C:?

T:それって水の温度が何度のときに起きるの?

C:え?

C:0℃

T:本当に?

C:たぶん

T:じゃあ、氷ができるときって一瞬?それともジワジワ?

C:うーん

T:ということで、今回は水を冷やしてみて、そのときのようすと温度の関係について勉強するよ

C:はい

T:じゃあ、今日のかだいは?

C:水を冷やすと何度でどんなようすになるのかな?

T:じゃあ、それでいこう

C:はい

ということで、本時の課題として、「水を冷やすと、何度でどんなようすになるのかな?」に決まりました。

実験方法を確認する

T:じゃあ、実験方法を確認するね。教科書の◯ページを開いて

C:はい

C:ひらきました

T:そしたら、時間あげるから、隅から隅までよく読んでみて

C:はい

C:よめました

T:そしたら、確認していくよ

C:はい

T:最終的には、こんな装置を準備するみたいですね。

C:はい

T:そしたら、まず初めに、ビーカーの中にいれる液体の準備をするそうです。何が入っているの?

C:氷300g

C:食塩100g

C:水100ml

T:ですね。ほんで、この食塩をいれるのは覚えといて。ちなみに、食塩いれると、より早く水を冷やすことができるからです。詳しくは中学や高校のときに習ってください。

C:はい

T:次は試験管の準備です。試験管に水と温度計を入れます。この温度計は、先にカバーがしてあるので底は大丈夫だと思います。ほんで、そのあと試験管にあることをします。それはなにかというと

C:印をつける

T:なんでやろうね?

C:水の量が減るから?

T:あ〜。たしかに水熱したときに水の量が減ってたもんね。今回もそれ見るためかもしれないね。まあ、みてみましょうね。

T:ほんで、この試験管はビーカーのどのへんにいれますか?ペアで相談

C:できました

T:じゃあ、おしえて

C:はい

T:Aさん

C:ビーカーの内側につけるです

C:同じです

T:そうだね。ちなみにこれ真ん中ではだめなの?

C:はい

T:なんで?

C:うーん

T:じゃあ、実際にやってみるよ。集合

C:はい

T:真ん中にいれて、その後さっき入れた氷水をいれます。なんか気づいたことないけ?

C:あ!温度が全然見えない

T:そうだね。じゃあ、正しいやり方でやると

C:しっかり見えます

T:それを表しているのが、教科書のこの図ってことね

C:わかりました

T:ほんで、特に気をつけてほしいのはこれね。読みましょう。せーの

C:ときどき試験管を軽くゆらして水がこおっているかをたしかめる

T:ですね。ほんで、水の様子とその時の温度の関係を見ていきましょうということになります

C:はい

T:なんか質問ある?

C:ないです

ワークシートをもらい、見るポイントを確認する

T:そしたら、最後にワークシートを配ります。もらったら名前をかいてね

C:できました

T:そしたら、1番左には何が書いてある

C:時間です

T:そうだね。1分毎に様子を見てねってことね

C:はい

T:じゃあ、真ん中は?

C:水の温度です

T:そうだね。これは何をみればいい?

C:温度計

T:だね。じゃあ、1番右は?

C:水の様子

T:そうだね。まあ、あんまり変化ないときもあるから、そのときは空白で良いです。でも、へんかがあったらかいてね

C:はい

T:じゃあ、次回実験しましょう。ということでふりかえりをするよ

C:はい

C:できました

終わりに

 今回は実験方法の確認がメインでした。特に「試験管をどこに置くか」というのは実際に実感を伴いながら理解させたいと思いました。実験の準備の順番に説明をしたので、次回の実験はスムーズに行くかなと思います。

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