まだ7授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「水のすがたと温度」7授業目〜をご覧ください。
<水を冷やすと何度でどんな様子になるのかな?>
板書案

復習する
T:じゃあ、課題を読みましょう。せーの
C:水を冷やすと何度でどんなようすになるのかな?
T:そしたら、今日はこの課題を解決するために実験をします。じゃあ、どんな実験をするか確認するよ
C:はい
T:まず、何をするの?
C:水と氷と塩を入れたものを作ります。
T:つぎは?
C:試験管に水と温度計を入れます。
T:試験管には、あれも忘れずにしてね
C:水面に線
T:ですね。次は?
C:ビーカーの内側に試験管をおいて、周りにさっき作った水と氷と塩を入れたものを入れます。
T:何でうちわ側に試験官は置くの?
C:温度計のめもりをみるためです
T:そうだね。真ん中だとわからないもんね。
T:ほんで、1分毎に温度と水の様子を見ていくということになります。
C:はい
T:じゃあ、教科書みながらでいいので、準備をしてください。氷水をいれる前に声をかけてください
C:はい
(準備中)
C:できました
T:じゃあ、準備は大丈夫だね
実験し、結果を確認する
T:そしたら、スプレッドシートに記録する人と温度を読む人を決めてください
C:きめました
T:じゃあ、あとの人は水の様子を教えてあげてください
C:はい
T:ここにタイマーをおいておくし、これ見ながらやろうね
C:はい
T:あと、ときどき試験管を軽くゆらして氷がこおっているかをたしかめてください。では、はじめていいですよ
C:はい
といって実験をはじめました。その後は、子どもたちの様子をみとりました。まずは、役割がしっかりできているかどうかです。はじめのところさえしっかりできていることを確認してしまえば実験自体は大丈夫かなと思います。
T:じゃあ、一旦実験を終わりましょう
C:はい
T:そしたら、少し時間上げるし、結果を見てみてください。もちろん他のグループのやつもね
C:はい
わかったことをノートに書く
T:じゃあ、はじめて知ったことをノートに書いてください
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:水は13℃から−5℃まで下がります。
C:0℃でこおり始めます
C:0度の間は、こおっている部分と水の部分があったのでジワジワ凍っていきます。
T:そうだね。ちなみに、体積はどうだったかみたかな?
C:いや、見てないです
T:見ておいで
C:え〜線よりも上にいっている
T:つまりは、水は氷になると体積はどうなる?
C:大きくなる
T:ということだね
グラフを用いながら、水を冷やしたときの様子を確認する
T:じゃあ、グラフを配ります。もらったら名前を書いて
C:できました
T:そしたら、これ教科書に載っていたグラフなんですけど、説明のためにつかいます。まず、0分のとき何度?
C:15℃
T:ですね。このときは、まだ液体の状態です
C:はい
T:ほんで、冷やしていくとだんだん温度が下がっていって、何度でこおり始めるの?
C:0℃
T:ということは、液体の状態なのは何分から何分まで?
C:0分から4分
T:ですね
T:ほんで、0℃のときは、4分から何分まで?
C:11分
T:ですね。じゃあ、4分から11分までのときはどんな状態?ペアで相談
C:できました
T:おしえて
C:固体です
T:他の意見ありますか?
C:ないです
T:ブー!!!!
C:え?
T:これ!0度のときの水の様子です。Aさん固体なのはどこ?前に来て説明して
C:ここです
C:同じです
T:じゃあ、ここはどんな状態?
C:液体
T:ですね。つまり、ここは液体と固体の状態です。
C:あ〜
T:でね、4分のときは、固体はこんだけしかなくても、時間が経つにつれとどうなる?
C:固体の量が増えていく
T:ほんで、全部固体になるのが何分?
C:11分
T:ということだね。ほんで、11分よりあとは水ってどんな状態?
C:固体
T:ということだね。あと、全部が固体になったあと、水の温度ってどうなっている?
C:下がっていく
T:ですね。だから、水が液体から固体になる間は温度は変わらず、すべて固体になったら温度はさがっていくということです
ふりかえりをする
T:じゃあ、今日は、この結果の表や初めて知ったことがまとめの代わりになります。ぜひ、おぼえてください
C:はい
T:そしたらふりかえりをしてn
C:はい
C:できました
終わりに
具体を見たあとに、グラフに置き換えて水の様子を確認するのはとても大事なことだと思います。特に、0度のときは、間違える子が多いのでしっかり抑えたいですね。もし、誤解をしていても、具体に戻してあげればいいです。そのために、根拠となる写真は準備しておけるといいですね。
このあとは、プリントで復習をしてこの単元は終わりました。
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