6年理科「月の形と太陽」指導案に悩む先生へ|1時間目の授業実践からヒントを!

月の形と太陽

<月と太陽にはどんなちがいがあるのかな?>

板書案

単元のゴールを掴む

T:今日から新しいところに入ります。タイトルは、「月の形と太陽」です。ノートに書きましょう

C:できました

T:そしたら、月の形っていう言葉が入っていますよね

C:はい

T:月の形についてペアでしっていることを相談

C:はい

C:できました

T:おしえてください

C:はい

C:満月があります

C:半月があります

C:三日月があります

C:あと半月よりもちょっと増えた形もあります

T:これ?

C:そうです

C:あと、新月もあります

T:そうだね。こんなふうに日によって月の形は違って見えるよね

C:はい

T:じゃあ、これってなんで月の形変わって見えるのかって知ってる?

C:うーん

T:先生は、小さい時満月と半月と三日月などがかわりばんこに出てくると思ってたな

C:あ〜

C:でも月は1こしかないよ

T:そうなの。月って1こしかないらしいね。だから、かわりばんこ説は違うんだってさ。

C:へ〜

T:でも、月の形変わって見えるやん。なんで?

C:うーん

T:ということでこれについて学ぶのがこの単元になります。じゃあ、単元のゴールどうする?

C:月の形が変わって見えるのはどうして?

T:じゃあ、それでいこう

ということで本時の単元のゴールは以下のようにきまりました

月の形が変わって見えるのはどうして?

本時の課題を掴む

T:じゃあ、この単元のゴールを解決するために勉強していくんだけど、単元名よんでみて

C:月の形と太陽

T:ということは、鍵になりそうなのは

C:太陽

T:そうだよね。「月の形」っていう単元名でもいいはずなのに、「月の形と太陽」っていうことはきっと太陽に鍵がありそうだよね

C:はい

T:ということで、今回はまず月と太陽の特徴について調べていきましょう

C:はい

T:じゃあ、今日の課題はどうする?

C:月と太陽にはどんなちがいがあるのかな?

T:じゃあ、それでいこう

ということで本時の課題として「月と太陽にはどんなちがいがあるのかな?」に決まりました

調べ学習をする

T:そしたら、ワークシートをくばります。もらったら名前をかいてください

C:できました

T:そしたら、左には何を書くの?

C:月の特徴

T:ですね。そしたら右は?

C:太陽の特徴

T:そうです。そしたら、クロームブックを開いてください

C:ひらきました

T:みなさんのところにいくつか資料を送りました。それを読んで、月と太陽の特徴をメモしてください。なにか質問はありますか?

C:ないです

T:まあ、「へ〜」って思ったやつはどんどん書けばいいよ。じゃあ、始めてください

わかったことを確認する

T:じゃあ、そろそろいいかな?

C:はい

T:そしたら、月についてわかったことをおしえてください

C:はい

C:月の表面はでこぼこしているみたいです

C:月は球の形をしています

C:自ら光をだしていないらしいです

C:太陽の光を反射しているそうです

C:岩や砂で覆われているそうです

T:他にありますか?

C:ないです

T:じゃあ、太陽は?

C:黒い点があるそうです

C:球の形をしているそうです

C:自ら光をだしているそうです

T:ほかにありますか?

C:ないです

自ら光をだすとは?

T:そしたら、この中で月と太陽の1番のちがいはどれだと思う?

C:自ら光をだすかどうか?

T:あ〜なるほどね。ちなみに、これってどういうことかわかる?

C:うーん

T:じゃあ、ちょっとだけ説明するね

T:そしたら、みなさんの身の回りに自ら光を出してないものっていろいろあるよね。例えば消しゴムとか。他には?

C:鉛筆

C:スポンジ

C:人間

T:なるほどね笑 

T:じゃあ、自ら光を出してるものってなにかわかる?

C:ライト?

T:いいね

T:じゃあ、ライトと鉛筆でいこうか。ライトが太陽、鉛筆が月の代わりね

C:はい

T:じゃあ、電気を消します

C:お〜真っ暗

T:見えんよね。自ら光を出すっていうのはこんな感じ

C:お〜、見えた

T:そうそう。自分で光を出すから見えるってこと。消すね

C:ほんで、次、鉛筆は光を出さないから

C:見えない

T:でも、このときライトをつけると・・・

C:見えた

T:だよね。

T:ほんで、3年生のとき、光は直進するけど、鏡に当てるとはねかえるってやらんかった?

C:やりました

T:あれと同じように、ライトの光をはねかえして、光をはねかえした部分は明るく見えてるわけ。だから、横から当てると

C:お〜右は明るいけど、左は暗い

T:だよね。

T:これと同じように、太陽は自ら光をだしているから光って見える。月は、自ら光をだしているわけではなく、太陽の光を跳ね返して、その部分は明るく見えるってわけ

C:お〜

まとめをし、振り返りをする

T:じゃあ、まとめをしようか。まとめはどうする?

C:月は太陽を反射して光って見えるが、太陽は自ら光を出している

T:いいね。でも、ちょっとだけ教科書の言葉を付け加えながらまとめするね

C:はい

といって本時のまとめとして「太陽は自ら光を出しているけど、月は自ら光を出していない。太陽の光を反射して光っているように見える」に決まりました。

T:じゃあ、振り返りをしましょう

C:はい

C:できました

月が光って見える側に太陽があることを確認する

T:ちなみに、これ写真を持ってきたんだけど

C:はい

T:月の光って見える側と太陽の位置くらべたらどう?

C:お〜

T:光って見える側に太陽がある

T:ですよね。これがさっき見せたライトと鉛筆と同じ仕組みだよってこと

C:なるほど

終わりに

 いきなり観察をさせるより、まずは前提を揃えるっていうのが大事だと思います。「月は自ら光を出していない」「太陽の光を反射して光って見える」などの知識をおさえておくことで、そことつなげながら考えるわけです。

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