まだ7授業目を見ていない方は、先に3年理科「風やゴムのはたらき」指導案に悩む先生へ|7時間目の授業実践からヒントを!をご覧ください。
<ゴールインゲームを成功させるにはどんな作戦をすればいいのかな?>
板書案

復習する
C:前の学習の振り返りをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の課題は、「ゴムののばす長さを長くするほど、物を動かすはたらきは大きくなるのか?」です
C:同じです。はい
C:Bさん
C:はい。前のまとめは「ゴムののばす長さを長くするほど、物を動かすはたらきは大きくなる」です
C:おなじです
T:そうだね。じゃあ、今日はこの続きからしようね
C:はい
課題を掴む
T:じゃあ、今日の問題をかきます。ノートにかいてください
C:はい
ゴールインゲームをせいこうさせよう
C:できました
C:めちゃくちゃたのしそう
T:じゃあ、ルールをせつめいします
C:はい
T:ここがスタートラインで、ゴムの力で車をうごかします
C:はい
T:ほんで、ここにゴールを設定しておくので、車の前についているシールがこの中にはいったら成功になります
C:え〜たのしそう
T:なにか質問はありますか?
C:はい
T:Cさん
C:ゴールはどれくらいの距離ですか?
C:あ〜
T:そうだな。8mから9mの間にいれたら成功にします
C:お〜
T:他に質問ありますか?
C:ないです
T:あと、もう1個ルールがあって
C:はい
T:1人2回までしかできません
C:え〜
C:できるかな?
T:さあ、ぜひ成功させてみてください。じゃあ、今日の課題はどうする?
C:ゴールインゲームを成功させよう
T:うーん。?で終わるほうがいいかな。何を今日は考えて、分かればいいのかっていうのが課題づくりでは大事かな
C:じゃあ、ゴールインゲームを成功させるにはどんな作戦をすればいいのかな?
T:いいね。じゃあ、それでいこう
ということで本時の課題として「ゴールインゲームを成功させるにはどんな作戦をすればいいのかな?」にきまりました。
1回目のゴムの引っ張る長さを決める
T:じゃあ、1回目のゴムの引っ張る長さを考えてみよう
C:うーん
C:どうしようかな
C:こんなもんかな
T:先生は、5cmにしようと思うんだけど、どうおもう?
C:だめじゃない?
T:え?なんで?
C:はい
T:Dさん
C:はい。前の授業で、5cmのときはだいたい2mくらいだったから、6〜7mには届かないとおもったからです
C:わかりました
T:あ〜たしかに。じゃあ、Dさんは、この結果をつかって予想を立ててるってことだね
C:はい
T:かしこいな。先生ちょっと考え直すわ。じゃあ、もう少ししたらグループで相談の時間をとるからね。もちろん理由もかいてよ
C:はい
C:できました
T:じゃあ、ペアで相談
C:はい
C:できました
T:どうする?内緒で1回目やる?全体で長さの予想聞く?
C:内緒でやりたい
T:じゃあ、今回内緒でいこうか
準備し、1回目をする
T:じゃあ、キットとノートと鉛筆をもって、移動するよ
C:はい
T:じゃあ、ここがスタートラインなので、キットの準備をしてください。セロハンテープここらへんにおいとくね
C:はい
C:できました
T:じゃあ、ゴムの長さをセットしてね
C:はい
C:できました
T:じゃあ、3,2,1、GOっていったら飛ばしてね
C:はい
T:いくよ。3,2,1、GO
C:いけ〜
T:お〜
C:あ〜おしい
T:ということで、1回目は…
C:だれも成功いかず。
T:ですね。
2回目の作戦を立てる
T:じゃあ、今回一番飛ばなかったのはEさんだね
C:はい
T:Eさんはゴムの長さどれくらいにしたの?
C:13cmです
T:じゃあ、Eさんの場合次はどうすればいいとおもうか。グループで相談
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:はい
T:Fさん
C:はい。ゴムの引っ張る長さを長くすればいいと思います
C:同じです
T:なんで?
C:ゴムののばす長さを長くするほど、物を動かすはたらきは大きくなるからです
T:そうだね。わりと、ゴール手前の人が多かったので、そのへんを意識して次の長さを考えるといいかもね
C:はい
T:じゃあ、2回目の長さとその理由をノートにかいてみてください
C:はい
C:できました
T:じゃあ、グループで相談
C:はい
C:できました
2回目に挑戦する
T:T:じゃあ、ゴムの長さをセットしてね
C:はい
C:できました
T:じゃあ、3,2,1、GOっていったら飛ばしてね
C:はい
T:いくよ。3,2,1、GO
C:いけ〜
T:お〜
C:いけた〜
C:あ〜ちょっとこえてしまった
C:あ〜ちょっと足りんかった
T:じゃあ、かたづけしてもどるよ
C:はい
まとめをし、ふりかえりをする
T:じゃあ、まずはまとめをするよ
C:はい
T:今回2回目でクリアした人
C:はい
T:2回目惜しかったよって人
C:はい
T:惜しかった人は、もし3回目あったらどうする?
C:ゴムの引っ張る長さを少しだけ短くする
C:ゴムの引っ張る長さを少しだけ長くする
T:なるほど。じゃあ、どんなときはゴムの引っ張る長さを短くすればいいの?ペアで相談
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:9mよりもこえたときです
T:そうだね。ゴムの引っ張る長さを短くすると物をうごかすはたらきは
C:ちいさくなる
T:だもんね
T:じゃあ、どんなときはゴムの引っ張る長さを長くすればいいの?
C:8mよりも短いときです
T:そうだね。それがわかっているから、すごいね。たしかに成功はできなかったけど、この課題に対してしっかり考えられているね。じゃあ、まとめをするよ
といって本時のまとめとして「結果が短いときはゴムののばす長さを長くする。結果が長いときはゴムののばす長さを短くする」にきまりました。
T:じゃあ、ふりかえりをしましょう
C:はい
C:できました
T:そしたら、最後に。先生はやっぱりうまくいかないときこそ、その人の人間性が見えると思うのね。うまくいかなくて、怒って片付けしない子もみたことあるけど、今年はそれがなかったね。それは君たちの人間性が素敵だとおもう。うまくいかないときもあるけど、きっちりやるべきことをやれるひとはいつか成功するとおもうよ。あと、うまくいった人も嬉しいっていうのはOKだけど、それでうまくいかなかった人をバカにしたりするのはちがうよね。そういうのが大事だと思うな
C:はい
T:まあ、また時間あったらやってみましょう
C:はい!
終わりに
これで、風やゴムのはたらきの勉強は以上であります。エネルギーは「量的 関係的な見方」が大事なので、それを意識できればいいなと思いながら、行いました。1つでも役に立てれれば幸いです。
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