ぼん先生のやりたいこと 〜自己紹介〜

授業観

はじめに

 はじめまして。ぼん先生と言います。理科がすごく好きで、理科を初めて持つ方や理科の授業づくりで困っている人の力になれれば…という思いで、このブログを始めました。今日はすこしだけ「自己紹介」と「自分がやりたいこと」についてお伝えできればいいなと思っています。

先生になろうと思ったきっかけ

 まずは、自分が先生を目指した理由から始めます。自分は、中学生の時に『先生』という仕事をしたいと思いました。理由は、素敵な先生との出会いがあったからです。

 自分は、中学生の頃野球をしていたのですが、中学3年生の時に肩を壊してしまい、思うように投げることができなくなりました。高校でも野球がしたいと思っていたのですが、なかなかうまくいかず、自分は自暴自棄になってしまいました。そんな時に自分を支えてくれたのが、ある初任の先生(K先生)でした。その方は・・・

「きっと治るから、一緒にがんばろう」

「今日もリハビリにつきあうよ。がんばろう」

「あと、もう少しだぞ。」

「めちゃくちゃ良くなってるよ」

といった前向きな言葉を常にかけてくれるような方でした。そして、自分はリハビリを乗り越え、無事に高校野球をすることができるようになりました。

 自分はそういったK先生の姿を見ていて、「自分もいつか子どもの頑張りを後押しできるような人になりたい。自分がしてもらったことを今度は未来の子どもたちにつなぎたい」といった思いをもち、『先生』を志すようになりました。そして、大学4年生の時に教採を受け、見事『先生』になることができました。

先生の多忙さへの違和感

 1年目は、ひたすらがむしゃらで、覚えることも多く、くたくたの毎日でした。毎週の指導案作成にも追われ、なかなか休みも取れなかったのですが、授業の腕がだんだん磨かれていくことや、子どもたちと一緒に遊んだり考えたりする時間が楽しくて、あまり苦には感じませんでした。

 しかしながら、自分にもだんだんと校務分掌があたるようになり、子どもとの関わる時間が減っていくようになりました。校務分掌の必要性は感じつつも、やはり教師として子どもとの関わる時間を一番大事にしたいというのが自分の正直な思いでした。そして、ある日をきっかけに、自分はとうとう我慢ができなくなり、「この仕事は、本当に子どものためになっているのか?」教師に求められるものが多すぎるのではないか「自分は何のために教師になったのか?」「どうすればもっと子どもとの時間を確保できるようになるのか?」といった思いをもつようになりました。

専門性を活かし、チームでの多忙化の実現へ

 そして、いろいろな人との出会いの中で、「多忙化した現在の教育現場では、小学校の先生はオールラウンダーを目指すのではなく、それぞれの先生が得意を活かし、苦手をカバーし合あうような学校を目指すのが良いのではないか」という思いをもつようになりました。

 自分で言えば、理科はすごく好きだし得意だから、どの学年でももちたいと思っています。しかしながら、国語は苦手であり、できればだれかが代わりにもってくれればありがたいなと思っています。おそらく、理科は苦手だけど国語が大好きで得意な先生はきっといるはずなんです。

 そんな風に、自分の得意や好きで支え合えば、働き方改革にもつながるし、もっと教育現場は生き生きするのではないかと思うんです。

そのためにやりたいこと

 そういった学校を実現するために、自分がやりたいことは3つあります。

①理科の授業の腕を磨きたい。子どもが「楽しい」「分かった」「できた」といった喜びを感じられるようなすごい授業をしたい

②どの教師も子どもとの時間を今よりも確保できるように貢献したい(=理科の授業を共有することでの働き方改革)。そして、それで少しでも子どもとの時間が増え、子どもたちが嬉しい気持ちになれればいいな

③自分の思いに共感し、お互いの専門性を発揮しあいながら、授業案を共有しあうような仲間やコミュニティを作りたい

 自分はそんな思いをもちながら、日々理科の授業案を更新しています。きっと誰かの役に立つと思いながら、今日も現場で働きながら、授業案をあげ続けています。

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