6年理科「大地のつくり」指導案に悩む先生へ|5時間目の授業実践からヒントを!

大地のつくり

 まだ4授業目を見ていない方は、先に6年理科「大地のつくり」指導案に悩む先生へ|4時間目の授業実践からヒントを!をごらんください

<流れる水のはたらきで地層ができるのかな?>

板書案

ふりかえりをする

C:前の学習の振り返りをしましょう

C:はい

C:Aさん

C:はい。前の課題は、「火山のはたらきで地層ができるのかな?」です

C:同じです。はい

C:Bさん

C:はい。前のまとめは、「火山のはたらきでできた地層は、火山からふくだされた火山灰などが堆積してできます。火山のはたらきでできた大地には、火山からふき出された溶岩で覆われているところがあります。」です。

C:同じです

T:そうだね。じゃあ、今日はこの続きからしましょう

課題を掴む

T:そしたら、前回の授業で火山のはたらきで地層ができるのはわかったよね

C:はい

T:じゃあ、ちょっと聞きたいんやけど、私たちの住んでる街って火山ある?

C:いや、なさそう

C:昔はあったのかな

T:どうなんだろうね。まあ、少なくとも言えるのは、日本の中には火山がない場所もありそうだよね

C:はい

T:だから、火山のはたらき以外でも地層ができることがあるんですよ

C:流れる水のはたらき?

T:お〜、たしかに「自然界でれきとか砂とかどろとか火山灰を運んでくれそうなものは何かな?」って聞いた時、流れる水のはたらきでできるかもみたいなん出てたね

C:はい

T:じゃあ、今日は流れる水のはたらきで地層ができるのかについても調査してみようか

C:はい

T:じゃあ、今日の課題はどうする?

C:流れる水のはたらきで地層ができるのかな?

T:じゃあ、それでいこう

ということで本時の課題として、「流れる水のはたらきで地層ができるのかな?」に決まりました。

流れる水のはたらきについて確認する

T:そしたら、流れる水のはたらきって3つあったんだけど、なんやったけ?ペアで相談

C:はい

C:できました

T:おしえて

C:はい

T:Cさん

C:はい。浸食です。

T:浸食って簡単に言うと

C:けずるはたらき

T:ですね。ほんで、浸食のはたらきはどうなると大きくなるかと言うと

C:水の流れがはやいと大きくなる

T:そうだね。だから、どの辺で浸食は起きやすいかというと

C:山の中

T:ですね。ここで土がけずられるわけですね

T:浸食以外には何があったけ?

C:はい

T:Dさん

C:はい。運搬です

T:運搬ってなんやったけ?

C:土を運ぶはたらきです

T:そうだね

T:浸食、運搬、あと1つは?

C:はい

T:Eさん

C:はい。堆積です

T:そうだね。堆積ってなんやったけ?

C:土を積もらせるはたらき

T:ですね

流れる水のはたらきで地層ができる手順を考える

T:じゃあ、どうやったら地層できそうかな?ペアで相談

C:はい

C:できました

T:おしえて

C:まず、流れる水のはたらきで、浸食されてけずれた土や石が流されます

C:ほんで、つもります

T:はい

C:それを繰り返せば、地層ができます

T:なるほどね〜

T:納得?

C:はい

C:でも・・・

T:どうしたの?

C:えっと、地層ってきれいに層になるけど、土ってごちゃまぜなイメージがあるから、これできれいに層になるのかな?

C:あ〜たしかに

T:ほんとうだね。じゃあ、流れる水のはたらきで地層はできないのかな?

C:いや、でも・・・

T:じゃあ、ちょっと実験して確かめてみようか

C:はい

モデル実験の方法を確認する

T:そしたら、今回はモデル実験をしてみようと思います。

C:あ〜

T:月のときにもやったんやけど、モデル実験ってなんやったけ?

C:なんか、本物を再現することが難しいときに、似た仕組みを再現して実験するみたいやつです

T:そうそう

T:ほんで、今回はこんなんにしました。

C:お〜

T:それぞれが自然界で言うとどれのことを指していると思う?ペアで相談

C:はい

C:できました

T:そしたら、確認するよ。まずは、ビーカーから流れる水は?

C:雨

T:そうだね。ほんで、ここに土があるね。これが

C:山

T:まあ、そうだね。山とか土ってことね

C:はい

T:ほんで、水とか土がこの後流れるので、このといは何を表しているかと言うと

C:川

T:ですね。さいご、ここに水とか土がたまるんだけど、ここが

C:海

T:ですね。ほんで、流れる水のはたらきで地層ができるなら、この海のところで地層ができるはずなのでそれをみてみましょうってことです。

C:お〜

T:なにか質問ありますか?

C:ないです

T:じゃあ、後ろにセットがあるので、自分たちで土を入れて、水流してみて様子を見てみてください

C:はい

実験する

C:よし!準備できたよ

C:流すね

C:うん

C:あ!何か、粒大きいのが溜まった

C:あ!何か層みたいになってる

C:小さい粒のやつもなってるよ

C:2層になった

T:これもう1回やったらどうなんだろうね

C:やってみよう

C:あ〜

C:層になった

T:じゃあ、わかったことノートに書いてみてね

C:はい

ふりかえりをする

T:じゃあ、そろそろ時間来たので、終わるね

C:はい

T:次回はどこから始める?

C:わかったことの確認

T:ですね。じゃあ、最後振り返りを書いて終わろう

C:はい

C:できました

おわりに

 モデル実験をするときは、実験方法が自然界のどれと対応しているのかを確認するのが大事だと思います。今回は、上に自然界の写真を貼っておくことで、比較的考えやすくなるようにしました。この実験は意外性があって楽しいですね。

続きが気になる方は、6年理科「大地のつくり」指導案に悩む先生へ|6時間目の授業実践からヒントを!をごらんください。

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