まだ5授業目を見ていない方は、先に6年理科「大地のつくり」指導案に悩む先生へ|5時間目の授業実践からヒントを!をごらんください
<流れる水のはたらきで地層ができるのかな?>
板書案

ふりかえりをし、課題を確かめる
C:まえの学習の振り返りをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の課題は「流れる水のはたらきで地層ができるのかな?」です
C:おなじです
T:そうですね。じゃあ、この課題を解決するために前は何をしたかと言うと
C:実験
T:ですね。じゃあ、今日は何からするの?
C:分かったことの確認です
T:そうだね。ほんで、結局真実がどうなのかはっきりさせられるといいね
C:はい
T:そしたら、課題は前と同じでいい?
C:はい
ということで本時の課題として「流れる水のはたらきで地層ができるのかな?」に決まりました。
分かったことを確認する
T:じゃあ、分かったことをおしえてください
C:はい
T:Cさん
C:はい。地層のようにしまもようができました
C:おなじです。はい
C:Dさん
C:はい。2回流したら、全部で4層できました
C:同じです
T:どこまでが、1回目でできた層ですか?
C:ここです
T:ほんで、2回目は?
C:ここです
T:なるほどね。じゃあ、他に気づいたことある人はいますか?
C:はい
T:Eさん
C:はい。下の層のほうが粒は大きいです
C:あ〜たしかに
T:どことどこを比べたの?
C:こことここです
T:たしかに。
T:なんで下の方が粒が大きいのかな?ペアで相談
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:はい
T:Fさん
C:はい。たぶん粒が大きい方がおもくて、それで先に沈んだんだと思います
C:同じです
T:なるほどね。
T:前の授業の時「土とか砂って混ざってそうだけど、きれいに層になるんかな?」って意見が出てたの覚えてる
C:はい
T:実は、その感覚って非常にわかるんです。ほんで、海とかに運ばれるときは、ごちゃまぜかもしれんけど、水の中に入ると、粒が大きいものって沈みやすいんです。ほんで、粒の小さいものって沈みにくいんです。重さもそうだし、水の抵抗…なんか浮いちゃうみたいなのも関係してて
C:あ〜
T:だから、れきが下に来て、次に砂が来て、最後にどろが来るってわけです
C:なるほど。じゃあ、粒の大きさの順に下に沈むのか。
T:そういうことだね
地層のでき方を考える
T:じゃあ、このモデル実験を参考に、自然界でどうやって地層ができるのかかいてみて
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:はい
T:Gさん
C:はい。まずは、浸食された土や石が運搬され、水の中に入ります。そしたら、粒の大きい順に下に沈んでいきます。ほんで、それが繰り返されると、地層ができます
C:同じです
T:そうだね。
まとめをし、振り返りをする
T:じゃあ、今日のまとめをしよう
C:はい
T:どうする?
C:流れる水のはたらきで地層ができる
T:そうだね。あともうちょっとこっちの方で足すね
C:はい
といって本時のまとめとして「水のはたらきで土が運搬されると色やつぶの大きさが違う、れき、すな、どろなどが層になって堆積する。水のはたらきでできた地層はれき、すな、どろなどの堆積が何度か繰り返されてできる」と書きました。
T:じゃあ、ふりかえりをしましょう
C:はい
C:できました
おわりに
流れる水のはたらきで地層ができるのは、「水の中でつぶが大きい順で下につもる」っていうのは絶対に気づかせたいです。もちろん、密度とか浮力とかそういうものも関係しているけど、理科はイメージが大事だと思うので、「たしかに」ってなってくれれば嬉しいですね。
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