６年理科「電気と私たちのくらし」指導案に悩む先生へ｜７時間目の授業実践からヒントを！

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＜どんな仕組みで自動でついたりうごいたりするのか＞

板書案

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振り返りをする

C：前の学習の振り返りをしましょう

C：はい

C：Aさん

C：はい。前の課題は、「本当に発光ダイオードのほうが、豆電球よりも使う電気の量がすくないのか？」です

C：同じです。他にもあります

C：Bさん

C：はい。前のまとめは、「発光ダイオードのほうが、豆電球よりも使う電気の量がすくない」です

C：同じです

T：そうだね。ちなみに、なんで発光ダイオードのほうが使う電気の量少なくすむんだっけ？ペアで相談

C：はい

C：できました

T：Cさん、おしえて

C：はい。発光ダイオードは電気をほとんど熱に変えることがなく、効率的に光に変えているからです

C：おなじです

T：そうだね。だから、省エネ家電とかは、効率的に電気を使えるというわけですね

C：はい

T：じゃあ、今日はこの続きをしましょう

課題を掴む

T：今回は、２つの写真をもってきました。１個は、これです

C：トイレの電気だ

T：ほんで、これです

C：エスカレーターだ！

T：まあ、トイレの電気は学校にもあるから大丈夫だと思うんやけど、エスカレーターについては動画みてもらうね

（動画視聴中）

T：さて、実はこの２つはね。電気を効率的に使う上で、ある共通点があります。なにかわかるかな？ペアで相談

C：はい

C：できました

T：Dさん

C：はい。どっちも、人が近づくと、電気がついたり動いたりして、人がいないときは止まっています

C：同じです

T：そうですね。なんで電気を効率的に使うことにつながるの？

C：だって、必要なときに電気を使って、必要じゃないときは電気を使用せずに済むからです

T：そうですね。ちなみに、こんなのもあって

C：街灯？

T：そうです。実は、この街灯すごくて…　ここに光電池がついているのね。

C：あ〜たしかに

T：だから、昼に電気をため、夜に明かりがつきます。ほんでね、明るくなると自動で電気が消えるの

C：すご！

T：というふうに、私たちの生活の中で自動でついたり動いたりするものがあるんだよ

C：え〜すごい

C：不思議！

T：何が不思議なの？

C：どんな仕組みで自動でついたりうごいたりするのかが不思議です

T：そうだよね。でも、これができるようになれば確かに効率的に電気使うことにつながりそうだよね

C：はい

T：ということで今日はこのしくみについて勉強しよう。じゃあ、今日の課題は？

C：どんな仕組みで自動でついたりうごいたりするのかな

T：じゃあ、それで

ということで本時の課題として、「どんな仕組みで自動でついたりうごいたりするのか」に決まりました。

どんなプログラムをつくればいいかを考える

T：そしたら、今回は照明を例にあげながら確認していくね

C：はい

T：まず、私たちの学校には、こんな照明とこんな照明がありますね

C：はい

T：こっちはどうやったらつく？

C：スイッチを押したらつきます

T：そうだね。こっちは？

C：自動でつきます

T：そうですね。ほんでね、自動でつく方には…コンピューターっていうものが利用されています。

C：コンピューター

T：そう。コンピューターっていうのは、人があらかじめ入力した手順や指示に従って動くもののことを言います。ちなみに、コンピューターへの手順や指示のことをプログラムっていいます

C：プログラム

T：そうです。じゃあ、一体コンピューターにどんなプログラムが組み込まれていたら、自動でついたりきえたりする事ができるんだと思う？ペアで相談

C：はい

C：できました

T：おしえて

C：はい

T：Eさん

C：はい。「人を感知したら明かりがついて。人を感知できなくなったら明かりを消して」です

C：同じです

T：そうです。ちなみに、この写真のここに人を感知するためのセンサーがあるんだけど、センサーで人を感知して、コンピューターがEさん言ってくれたようなプログラムに従って、明かりがついたりきえたりするというわけです。

C：なるほど

T：ちなみに、図で表すとこんな感じです

C：お〜

実際にプログラミングをしてみる

T：そしたら、今日は残った時間で、センサーで人を感知したら明かりがつき、しばらくすると明かりが消えるプログラムを作って、発光ダイオードをつけたり、消したりしてみましょう

C：え〜楽しそう

T：ちなみに、プログラムをつくることをプログラミングっていいます

C：プログラミング

T：そうです。そしたら、今回は初めてなので、お手本の動画を見ながらやってみましょう

C：はい

T：じゃあ、まずはお手本の動画をみてみましょうね

（動画視聴中）

T：どう？できそう？

C：はい。できそう

T：じゃあ、楽しみにしてますね。そしたら、今日はペアで協力しながら、プログラミングをしていきましょう

C：はい

T：じゃあ、セットをペアの人取りに来てください

C：はい

T：じゃあ、起動させてね。

C：はい

T：ほんで、ペアの片方はクロームブック出してね。さっきの動画をクロームブックにあげておいたので、それ見ながらやってみてください

C：はい

T：じゃあ、プログラミングができたらよんでください。でははじめていいよ

C：よし、じゃあ、まずはこれをここにおいて

C：ほんで、これじゃない

C：次がこれね

C：できたんじゃない？

C：先生できました

T：はーい。いいですね。じゃあ、これで行けると思うので、センサーに近づけたりしてみてね

C：はい

C：お〜

C：いけた！

C：なんか他にもできそう

T：そしたら、なんかいろんなの見てていいよ

C：はい

C：先生、次お願いします

T：はいよ！

（プログラミング中）

T：じゃあ、そろそろかな。そしたら、片付けてください

C：はい

まとめをし、ふりかえりをする

T：そしたら、まとめをしましょう。どうやったら自動でついたりきえたりしましたか？

C：コンピュータにプログラムを与えたらできました

T：そうだね。今回でいえば、どんなプログラム？

C：センサーで人を感知したら明かりがついて、感知しなくなったら明かりをけして

T：ですね。つまり、もしエスカレーターが自動でうごいたり止まったりさせたければ、それにあったプログラミングをすればいいというわけですね

C：はい

といって本時のまとめとして「コンピュータに目的に応じたプログラムを与えたらよい」と書きました。

T：じゃあ、ふりかえりをしましょう

C：はい

C：できました

おわりに

　まずは、プログラミングの基本的な技能を高めることに本時は力を使いました。この土台がしっかりしていると、このあと自由にプログラミングさせてもうまくいくわけです。土台をそろえるってやっぱり大事だと思います。

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