このブログ「ぼん先生の理科授業」では、理科専科であるぼん先生が、実際の授業をもとに作成したセリフ形式の理科授業を紹介しています。
これまでに約300本の授業案を公開し、全国の先生が「明日からすぐに実践できる理科授業」を目指して、発問例・板書・展開の流れをまとめています。
この記事を読むと、
・授業のねらいと展開の流れが分かります
・子どもが考えやすくなる発問例が見つかります
・次の授業づくりのヒントが得られます。
学年別にまとめた授業案はこちら👇
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<大事にしたいことや計画を確認しよう>
板書案
作成中
復習する
C:前の学習の振り返りをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の課題は、「どんな仕組みで自動でついたりうごいたりするのか」です
C:同じです。他にもあります
C:Bさん
C:はい。前のまとめは、「コンピュータに目的に応じたプログラムを与えたらよい」です
C:同じです
T:そうだね。こんなふうにプログラミングすると、何がいいの?
C:電気を効率的に使える
T:ですね。じゃあ、今日はこの続きからしましょう
C:はい
教師が作った電気を利用したものを見せ、小単元のゴールを作る
T:じゃあ、集合
C:はい
T:ということで今日はこんなものをもってきました
C:車?
T:そう。この車はね。ここに手をちかづけると
C:あ!走った
C:自動で止まった
T:どう?すごいっしょ
C:すごい
T:これはね、今までの電気の学習で学んだことを組み合わせながら作ったものになります。ということで、これから君たちには、電気を利用したものを作ってもらいます
C:やった!
C:楽しそう
T:ほんで、できたら1年生とかに見せられたらいいね
C:はい
T:じゃあ、ゴールはどうする?
C:1年生を電気を利用したもので楽しませよう
T:いいですね
ということで、小単元のゴールとして「1年生を電気を利用したもので楽しませよう」に決まりました。
本時の課題を確認する
T:そしたら、今日は1回目なので、大事にしたいこととか計画を確認していきます
C:はい
T:このゴール達成するためにどんなことをしていかんとだめだろうね。じゃあ、今日の課題はどうする?
C:大事にしたいことや計画を確認しよう
T:じゃあ、それで
ということで本時の課題として「大事にしたいことや計画を確認しよう」に決まりました。
大事にしたいことを確認する
T:そしたら、まずはじめに、この車には今までならったことがいろいろはいっています。なにがあるかな?ノートにかいてみて
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:はい
T:Cさん
C:はい。電気が運動に変わっています
C:同じです
T:そうだね。モーターで回しているもんね
C:他にもあります
C:Dさん
C:はい。コンデンサーに蓄電されています
C:同じです
T:そうだね。ちなみにコンデンサーへの蓄電はどうやったと思う?
C:手回し発電機?
T:正解。じゃあ、他にどんな習ったことがかくれていますか?
C:はい
C:Eさん
C:はい。センサーがあって、それで感知しているんだとおもいます
C:わかりました。他にもあります
C:Fさん
C:はい。コンピュータがプログラムで動いているんだと思います
C:同じです。
T:そうだね。どんなプログラミングがしてあるんだと思う?
C:人を感知したら走れ。感知しなくなったらとまれ
T:いいですね。ちなみに、人を感知したら走れ。5秒経ったらとまれにしました
T:ほかにありますか?
C:ないです
T:すごいですね。つまり、電気の利用、発電、蓄電、有効利用っていう全部が入っているわけです
C:なるほど
T:そのため、ぜひ君たちには、習ったことを使おうという思いを大事にしてほしいなと思います。
C:はい
T:ちなみに、今回は、電気の利用で「運動」を先生は選びましたが、運動しかないの?
C:いや、熱とか光とか音とかあります
T:ですね。発電は?
C:光電池があります
T:ですね。だから、自由に選んでいいですよってことです。例えば教科書とかはこんなふうになってますし
C:なるほどな
計画を立てる
T:じゃあ、次は計画ですね
C:はい
T:ゴールは?
C:1年生に楽しんでもらう
T:そうだね。じゃあ、そのために何をやらんとだめ?グループで相談
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:実際に作らんとだめです
C:本当にうまくいくか試してみたいです。
C:だめやったら改良も必要だよ
C:どんなのを作るかイメージ図を書きたいです
T:そうだね。じゃあ、順番は?
C:イメージ図をかく→実際に作る→試してみる→改良→本番
T:ですね
T:じゃあ、そんな感じでやっていきましょう
C:はい
注意点を伝える
T:最後に注意点なのですが
C:はい
T:まずは、今日や本番をいれて、全部で7回になります。
C:お〜
T:ぜひ時間は意識してください。休み時間とかにつくるのもオッケーとしますが、あまり壮大すぎると大変になりますよ
C:はい
T:あと、使える道具は、基本はキットに入っているものになります。例えば、学校にありそうなものは貸し出しできるけど、これはないわっていうのは自分で準備をお願いします
C:はい
T:最後に、ゴールは?
C:1年生を電気を利用したもので楽しませよう
T:ですね。だから、1年生のことを考えながらつくると良いかなって思います。あ〜これたのしいとかっていう気持ちになるにはどんなものをつくればいいかなってことです
C:はい
まとめをし、ふりかえりをする
T:じゃあ、今日のまとめはどうする?
C:大事にすることは、習ったことを使おうという思いであり、計画は、イメージ図をかく→実際に作る→試してみる→改良→本番である
T:じゃあ、それにしよう
ということで本時のまとめとして「大事にすることは、習ったことを使おうという思いであり、計画は、イメージ図をかく→実際に作る→試してみる→改良→本番である」に決まりました。
T:じゃあ、ふりかえりをしましょう
C:はい
C:できました
おわりに
こういう何かをつくるときは、目的、相手意識、計画、注意点っていうのを大事にしてます。これがパシッと決まっていないと、例えば「まあ、自分のやし、別にいいです」とかなっちゃて粘り強さが出てこなかったり、「先生、時間足りません」みたいに、見通しを持たずにやっちゃったりするからです。
でも、楽しい時間だと思うので子どもにやりたいをできるだけサポートしてあげたいですね
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