まだ3授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「電流がうみ出す力」3授業目〜をご覧ください。
<本当に導線の巻数を増やすと電磁石は強くなるのかな?>
板書案

復習をする
T:課題を読みましょう。せーの
C:本当に導線の巻数を増やすと電磁石はつよくなるのかな?
T:そしたら、今日はこれを解決するために何をするの?
C:実験
T:そうだね。じゃあ、実験方法の確認ね
C:はい
T:まず、実験方法を考える時、大事なことはなにかな?
C:条件制御
T:条件制御ってなに?
C:調べたい条件は変えて、他の条件は同じにする
T:そうだね。じゃあ、今回変える条件は?
C:コイルの巻数
T:ですね。これは、どうするんだっけ?
C:100と200にする
T:そうだね。変えない条件は?
C:電流の大きさ
T:そうだね。今回は、乾電池の数は
C:1つにする
T:ほんで、イメージで言うとこんな感じの回路を作るんだったよね
C:はい
T:確認ね。これがスイッチ。つぎは
C:乾電池のプラス極、乾電池のマイナス極、検流計、導線のあまったやつ、電磁石、スイッチ
T:あとは見るポイントの確認ね。電磁石の力の大きさは何に注目したらわかる?
C:ついたクリップの数
T:そうだね。たくさんつくってことは電磁石の力は
C:強い
T:逆に少ししかつかないってことは電磁石の力は
C:弱い
T:ということになります。なので、見るポイントはクリップの数になります
C:はい
T:ほんで、それぞれ何回ずつ実験すれば良かったんだっけ?
C:3回ずつ
T:そうだね。
実験する
T:そしたら、クロームブックひらいて
C:ひらきました
T:そしたら、スプレッドシートをひらいて
C:ひらきました
T:今回は、これに結果を入力してください
C:はい
T:ちなみに、この平均のクリップの数ってどうやってもとめるかわかる?ペアで相談
C:できました
T:おしえて
C:はい
T:Aさん
C:はい。1回目、2回目、3回目のクリップの数を足して、3で割ればいいと思います
C:同じです
T:なんで3でわるの?
C:3回調べているから
T:そうだね。平均ってならすってことだから、3個の結果を集めて、集めたものを同じ数ずつ3個に分けるってことだから、÷3すればいいってことだね
T:じゃあ、検流計やクリップ付き導線は向こうにあるしグループで協力してはじめていいです
C:はい
といって、はじめさせました。実験中は机間巡視をしながら、困っているグループがいないか?正しく実験できているか?などを見ました。結果自体は、スプレッドシートに記入がされているので、結果の時間はカットしました。
考察をする
T:そしたら、考察をしてみて
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:はい
T:Cさん
C:どう線のまき数が100回のときクリップは13こついた。また、どう線のまき数が200回のときクリップは25こついた。このことからどう線のまき数をふやすと電磁石はつよくなることが分かった。
C:おなじです
T:これってどのグループでも言えるの?
C:はい
T:なるほどね
T:ほかありますか?
C:はい
T:Dさん
C:どう線のまき数が100回のときクリップは13こついた。また、どう線のまき数が200回のときクリップは25こついた。このことから、もっとどう線のまき数をふやすときっと電磁石はさらにつよくなるとおもう
C:わかりました
T:なるほどね。じゃあ300回巻きのほうがつよいってこと?
C:はい
T:自分もそう思うと思う人?
C:はい
T:そう思いませんってひと?
C:…
T:なるほど。じゃあ、動画で確認しようか
(動画視聴中)
C:やっぱり300かいまきのほうが電磁石が強い
T:そうだね
まとめをし、ふりかえりをする
T:じゃあ、まとめはどうなる?
C:どう線のまき数をふやすと電磁石はつよくなる
T:じゃあ、それにしよう
ということで本時のまとめとして、「どう線のまき数をふやすと電磁石はつよくなる」に決まりました。
T:じゃあ、ふりかえりをかいてみて
C:はい
C:できました
終わりに
スプレッドシートのおかげで自分は、結果を交流する時間はけずってもいいのではないかとおもうようになりました。その分、考察では根拠となる部分をいれながら書くことが求めます。
6年では、結局「多面的に」がキーワードになるので、複数の結果から考察を行うことが必要であり、そのためには考察の時間を確保する必要があります。削れるところを削って、必要な部分を多く取れるようにしたいなと思います。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「電流がうみ出す力」5授業目〜をご覧ください。
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