<人はどうやって誕生するのか?>
板書案
復習をし、課題を掴む
T:今日から新しいところに入ります。タイトルは、「人のたんじょう」です。ノートに書きましょう
C:できました
T:そしたら、これなんだ?
C:メダカ
T:そうだね。1学期は、メダカの誕生について勉強したんだよね。さて、メダカってどうやってたんじょうするんだっけ?ペアで相談
C:できました
T:教えて
C:はい
T:Aさん
C:はい。オスの精子とメスの卵が結びついて、受精卵ができたら生命が誕生する
C:同じです
T:そうだね。ちなみに、オスの精子とメスの卵が結びつくことを理科の言葉でなんていう?
C:受精
T:正解。すごいね
T:じゃあ、人の場合はどうやって誕生するんだろうね?
C:うーん
T:ということで今日の課題は?
C:人はどうやって誕生するのか?
T:じゃあ、それにしよう
ということで本時の課題として、「人はどうやって誕生するのか?」に決まりました。
調べ学習をする
T:では、今から時間を上げるので、調べてもらいます。何を使ってしらべるかというと、これ!
C:教科書
T:そうだね。ということで、教科書のどこかに書いてあるから調べてみて
C:はい
C:あった
T:ペアで相談
C:いっしょでした
T:じゃあ、その部分を先生が読むね
C:メダカと同じだ
T:大事なのでまとめるよ
C:はい
T:まず、男性は何をもっているの?
C:精子
T::女性は何をもっているの?
C:卵
T:ほんで、これらが結びつくとなにができるの?
C:受精卵
T:そうだね。そうすると生命が誕生するってことだね。ちなみに、精子と卵が結びつくことを何ていうの?
C:受精
T:そうだね
メダカと比べると・・・
T:でね、さっきBさんから同じだって聞こえたけど、何が同じなのかな?ペアで相談
C:できました
T:教えて
C:はい
T:Cさん
C:受精卵ができるところです
C:わかりました
T:たしかに、メダカも人も受精卵ができたら生命が誕生するっていうのは同じだね
T:ちなみに、メダカの子どもは何匹くらい生まれるの?
C:たくさん
T:人の子どもは?
C:1人
C:多くても三つ子?
T:でも少なくとも、生まれる子どもの数には違いがあるんだね。
受精卵が子宮の中で育つことを確認する
T:ちなみに、受精卵ができたあとについても書いてあるから読むね
C:はい
T:じゃあ、これ大事だからノートに書くよ
C:はい
T:受精卵は女性の体内にある子宮の中で子どもに育ってから生まれる
C:できました
T:これが受精卵なんだけど、受精卵はどこにあるかっていうと
C:子宮
T:子宮ってこの辺ね。だから、妊婦さんはこの辺膨らんでいくの
C:たしかに
T:でね、この受精卵が時間がたつと…こんなふうに人の子どもがうまれるっていうわけだね。
まとめをし、振り返りをする
T:ということで、今日のまとめは?
C:男性の精子と女性の卵が結びついて、受精卵ができると人は誕生する
T:じゃあ、それでいこう
ということで本時のまとめとして、「男性の精子と女性の卵が結びついて、受精卵ができると人は誕生する」に決まりました。
T:じゃあ、振り返りをするね。今回は、人のたんじょうについて調べたいこととか疑問に思ったことを書いてみて
C:はい
C:できました
T:ちょっとだけアドバイスね。疑問を見つけるには、「比べる」っていうのが大事なのね。上手に疑問を見つけている人はそれができているよ。人の誕生の場合、何と比べればいいと思う?
C:メダカ
T:そうだね。だから、メダカはこうだったけど、人だったらどうなんだろう?っていうふうにかけるといいね。もし、あれだったら教科書のメダカのページ見てもいいよ
C:できました
T:かなり書ける子増えたね。こんなふうに「くらべる」のが大事だよ
C:はい
終わりに
この単元では、メダカと比較することが大事だと思っています。メダカと人では違いがかなりあるのですが、それは比べることで顕著になります。
また、いきなり疑問をだすよりも、ちょっと学んでからのほうが疑問は出やすいです。やはり、多くの子は、「受精卵から人の子どもになる間はどんな感じなのか?」っていうのを書いていました。それは、受精卵が子宮の中で育つことを教えたことで、見つけた疑問なんだと思います。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「人のたんじょう」2授業目〜をご覧ください。
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