まだ2授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「人のたんじょう」2授業目〜をご覧ください。
<人の子どもはどのように養分を取り入れているのかな?>
板書案
復習する
T:前回はどんな勉強をしましたか?
C:前回は、「人の子どもは母親の子宮の中でどのように育って、うまれてくるのか?」についてまなびました
T:そうだね。そしたら、昨日のワークシートを出して。
C:出しました
T:そしたら、ペアで音読をしましょう。たとえば、Aさんは4週のところを全部読む、終わったらBさんが8週のところを全部読む。そしたらAさんが…といった感じです。( )の中だけじゃなく全部ね。始めてください
C:はい
C:できました
T:じゃあ、今日はこの続きからするよ
C:はい
ふりかえりから出た疑問を紹介し、課題を掴む
T:そしたら、良い疑問がまだまだあったので、今日はこれをやります。よみましょう。せーの
C:人の子どもは、どうやって養分を得るのか?
T:そしたら、メダカのときはどうだったか復習しましょう
C:はい
T:まず、生まれる前。これ受精卵ね。メダカのもとになる部分はどこけ?
C:はい
T:Aさん。前にでておいで
C:はい。ここだと思います
C:同じです
T:そうだね。じゃあ、養分はどこにあるの?
C:はい
C:Bさん
C:はい。ここだと思います
C:同じです。
T:そうだね。受精卵のなかに養分があるんだったよね
T:じゃあ、生まれたあとはどうやって養分を得るんだったけ?
C:はい
T:Cさん
C:はい。はらのところに養分が入った袋があり、その養分を使って育つんだと思います。
C:おなじです
T:そうだね。じゃあ、これ使い切ったらどうやって養分を得るの?
C:はい
T:Dさん
C:餌をたべて養分を得るんだと思います。
C:同じです
T:そうだね。そしてだんだん大きくなるんだよね
T:じゃあ、人の子どもって生まれる前と生まれたあとにどうやって養分を得るんだろうね?
C:生まれたあとならわかります
T:そうなの?知ってる人いる?
C:はい
T:すごい。たくさんおるね。じゃあEさん聞いてもいい
C:はい。ミルクを飲んだりします。
T:そうだね。それ以外にもお母さんのお乳をのんだりしますね。もっとおおきくなれば?
C:ご飯をたべる
T:そうだね。じゃあ、生まれる前はどうするんだろうね?
C:うーん
T:じゃあ、今日の課題は「人の子どもはどのように養分を取り入れているのかな?」にしよう
C:はい
といって本時の課題として、「人の子どもはどのように養分を取り入れているのかな?」に決まりました。
調べ学習をする
T:そしたら、人の子どもって生まれる前はどこにおるんだったけ?
C:子宮
T:そうだね。そしたら、子宮の中にひみつがありそうだね。ということで今日のワークシートです。もらったら名前を書きましょう
C:できました
T:そしたら、子宮の中で、3つのもの名前とその役割を調べてかいてほしいです。3つの中で1つは養分を得るのとあんまり関係ないけど、大事なのでそれもわかったことがあればかいてほしいです。
C:わかりました
T:じゃあ、時間あげるしどうぞ
C:はい
といって東京書籍の教科書から該当ページを探し、調べ学習をさせました。
わかったことを交流する
T:そしたら、わかったことを確認するよ
C:はい
T:まずは、これ。これの名前はなんだ?
C:羊水
T:正解。羊水の役割は?
C:「子宮の中を満たしている液体で、外部からの力をやわらげ、子どもを守るはたらきをしている」です。
T:そうだね。実は、ここで4年の勉強とつながるんだけど気づく人おるかな?
C:うーん
T:ヒントは豆腐!
C:わかった
T:じゃあ、Fさんおしえて
C:なんか、4年のときに、豆腐の中に水が入っていて、水が入ることで豆腐が潰れにくくなるっていうのをならったじゃないですか?それとにているってことだとおもいます
C:あ〜
T:そうだね。水が入るとなんで豆腐が潰れにくくなるかっていうのが大事で、水って押したら体積どうなる?
C:かわらない
T:そうだね。なんか注射器に水をいれて、ピストンをめちゃくちゃおしてもびくともしないのおぼえている?あんな感じで水で満たされると外部の衝撃に強くなるってことね
C:なるほど
T:じゃあ、次!これは?
C:へそのお
T:へそのおの役割は?
C:「母親から運ばれてきた養分などを取り入れ、要らなくなったものを母親に返している」です
T:へそのおしらんけ?
C:しってます。なんかへそについていたやつ。
T:そうやね。へそから養分を得ているってことやね
C:すげぇ
T:じゃあ、さいごはこれ!
C:たいばん
T:胎盤の役割は?
C:母親から運ばれてきた養分と、子どもから運ばれてきたいらなくなった物を交換する。
T:そうだね
T:つまり、母親が得た養分が胎盤にいって、そこからへそのおを通って、ほんで子どもは養分を得る。ほんで子どもがいらなくなったものはへその緒を通って、ほんで胎盤にいって、母親に返されるってことだね。
C:なるほど
T:じゃあ、母親はどうやって養分をえるんだろうね?ペアで相談
C:できました
T:おしえて
C:ご飯を食べる
T:そうだね。食事だね。だから、母親は元気な子どもを生むためにも、食事でしっかり栄養をとらんとだめだねってことだね
C:なるほど
T:でね。こんな写真をもってきました
C:お酒やたばこはだめって書いてある
T:そうなの。実は妊婦さんはお酒やたばこはだめなんだよ。何でだと思う?ペアで相談
C:できました
T:おしえて
C:とりいれたお酒やたばこがこどもにも渡されてしまうからです
T:そうなんですよ。実は、子どもはお酒やたばこを上手に分解…なんかうまく処理することができないのでとても良くないんですよ。良いものも悪いものも子どもには運ばれるってことね
C:気をつけないと
T:ちなみに、生まれたあとについては、みんなが言ってくれたように、母親の乳やミルクで育ち、やがてご飯を食べて養分をえるようになります
まとめをし、ふりかえりをする
T:じゃあ、まとめね。「人の子供は母親の子宮の中でへその緒を通して 母親から養分などを取り入れながら成長する」です
C:できました
ということで、本時のまとめとして、「人の子供は母親の子宮の中でへその緒を通して 母親から養分などを取り入れながら成長する」に決まりました
T:じゃあ、ふりかえりをしてみて
C:はい
C:できました
終わりに
教えるところは教えたり、習ったことをもとに考えたりすることで深い理解につながるんだと思います。子どもたちは振り返りで、「気をつけたい」といった思いをもっていて、それはしっかりりかいできたからなんだと思います。
続きが気になる方は、【完】理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「人のたんじょう」4授業目〜をご覧ください。
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