理科専科はどう考える?! 〜冬休みの過ごし方〜

質問

はじめに

 ぼん先生は仕事納めをし、現在冬休みを満喫しています。この1年間はいろいろあって、本当に疲れました。特に12月はバタバタすることが多く、改めて何かを継続することの大変さを感じました。試行錯誤をしながら、来年もなんとか理科の授業について発信できたらいいなと思います。今後ともよろしくお願いします。

 さて、今回はインスタで「ぼん先生は、冬休みの間に何をされてますか?」というふうな質問がありました。そこで、今回は冬休みに何をしているかについてお伝えしたいと思います。

冬休みにすること

大きく分けると次の5点です。

①リラックスする(心の活力を満たす)

②実践交流会をする(今回は、物のあたたまり方)

③教材の発注と教具の確認(3年の電気と磁石、5年の電磁石)

④活用問題の準備(知識の定着に向けて)

⑤他教科の本を読む(新しい発見がある。今は国語)

それぞれについて詳しく説明します。

①リラックスするについて

 教師は基本頑張り過ぎだと思っています。だからこそ、冬休みくらいは好きなことをするべきだとおもっています。どこかに出かけたり、新しいことをやってみたり、気の合う人とワイワイしたり…そういった時間が「心のエネルギー」を満たしてくれて、そのエネルギーがあるからまた色々なことに挑戦できたりするのかなと思います。

 自分もこの冬休みをどう過ごすのかについては、12月中に計画を立てました。そうしないと、ついスマホで1日をダラダラ過ごしてしまいそうな気がするからです。みなさんもぜひ計画立てて、良い冬休みにしてくださいね!

②実践交流会をするについて

 冬休みには、理科が大好きな先生同士で理科の実践交流会をします。この時間は、ぼん先生にとって本当にありがたい時間だなと思います。

 他の人の実践を聞いて「おもしろそう。でも、ぼん先生ならこうするかな?はやくやってみたいな」って発想を膨らませたり、「ここの部分で困ったんですよ。どうすればいいとおもいますか?」って困ったことを相談したりするのが本当に楽しいです。

 これも「心のエネルギー」を満たしている活動なんんだと思います。「どんなふうにしたらもっと理科楽しくなるかな?」って教材研究の種をゲットしている時間なんだと思います。

③教材の発注と教具の確認について

 3学期が始まるとバタバタするので、教材や教具の準備はこの時期にしてしまいます。3学期は、3年の「電気の通り道」「磁石のはたらき」の両方を学べるキットの発注と、5年の「電磁石のはたらき」のキットの発注をしました。

 教材は、やっぱりシンプルなやつがいいです。あと、何もかも準備されているよりも子どもが多少はやるやつのほうがいいです(例:100回巻きのコイルも200回巻のコイルもすでにできているキットよりも、100回巻きのコイルは自分で作って200回巻のコイルはもうできているってヤツのほうが好きです)

 自分が初めてやる単元だったらこの時期に予備実験もしておきます。この時期だったら、別の実験を調べたり、他の先生に相談したりできますからね。

④活用問題の準備について

 やっぱり授業で「わかった!」ってなっても、本当にわかったかどうかをみとるには問題をやらせるのが一番だと最近思います。

 この前、たまたま3年の「太陽とかげ」の良い問題に出会ったんですよ!ぼん先生もその1問に5分くらい悩んでしまいました。そういった問題を授業の残った時間でやらせたりして、「楽しい」だけでなく「できる」っていうのを感じさせ、さらに理科を好きになってほしいなと思います。

⑤他教科の本を読むについて

 最近、理科の本よりも「国語の本」を読むことが増えました。それは、自分があんまり国語が得意ではないというのもあるんですけど、理科のテストの時、「番号でかきましょう」と書いてあるのに単語で書く子をどうすれば良いのかな?っていうふうに思ったのがきっかけです。

 でも、国語の本読んでみて「あれ?これ理科でも使えそうな考え方だな」っていうのがひらめいた時、授業のレベルがちょっと上がる感じがします。たぶん理科の本だけでは起きない現象だなと思います。

終わりに

 読まれたら分かる通り、ぼん先生は、冬休みでも授業のことを結構考えます。授業作りが好きなんだと思います。でも、授業ばっかりだと発想が詰まってしまうから、ときには遊んで「心のエネルギー」を蓄えて、何かが降りてくるのを待っています。

 みなさんはどんなふうに過ごすのかも気になるので、いつかおしえてください!では、よい冬休みを!

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