はじめに
「実ができたよ」の単元を初めてやった時、困ったことがありました。それは…
ひまわりの実ってどれ?
です。教科書の写真を見たら、オクラとかピーマンとかホウセンカってなんとなくわかるんだけど、ひまわりの実の写真を見て「?」ってなりました。もしかしたら、他にも悩まれる方もおられるのかな?って思ったので、紹介をします。
ひまわりの実は…
結論からいうと、下記の画像です

これ見て、「え?」って思った方、自分もはじめそう思いました…
これって種じゃないの?
残念。実は、これが実なんです。
実の見分け方は?
じゃあ、なぜこれが実って言えるのかについて解説するのですが…
そもそも実かどうかの判断ってどうやってするか知ってますか? 結論から言うと
実の中には種がある
という知識が根拠になります。実際、オクラの実って割ったら種あるし、ピーマンの実も割ったら種があるし、ホウセンカも割ったら種が出ます。
ほんで、ぜひひまわりの実も割ってみて確かめてほしいのですが、ひまわりの実をわると白っぽい種が出ます。
だから、先に見せた画像は実であり、中にあるのが種になるというわけです。
授業では・・・
ですが、どうしてもひまわりの実を見ると「種」っていうふうに思っちゃいますよね。もちろん、多くの子どももその事実はしりません。だから、ここは教師の出場(でば)だと思います。
やることは簡単です。「これは種じゃなくて実なんだよ。実の中には種があるんだよね。今から着るよ。ほらこれが種だよ」って見せるだけです。
そうすると、ひまわりの真ん中にある無数のやつが実だっていうのを実感をともなって理解できます。
すこしだけ専門的な話をすると
じゃあ、なぜあんなにたくさんの実ができるのかと言うと
ひまわりの花って1つに見えるけど、じつは小さな花がたくさん集まってできています。あの花一つ一つが受粉して実ができるので、真ん中にあれだけの実ができるというわけです。
おわりに
ちょっとしたことですが、知ってるだけで教材の捉えが変わるかなって思います。少しでも参考になれば幸いです。
もし教材研究してて、ふと疑問に思ったことがあれば質問してください!力になれることはなりますので!
コメント