このブログ「ぼん先生の理科授業」では、理科専科であるぼん先生が、実際の授業をもとに作成したセリフ形式の理科授業を紹介しています。
これまでに約300本の授業案を公開し、全国の先生が「明日からすぐに実践できる理科授業」を目指して、発問例・板書・展開の流れをまとめています。
この記事を読むと、
・授業のねらいと展開の流れが分かります
・子どもが考えやすくなる発問例が見つかります
・次の授業づくりのヒントが得られます。
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<5つの水溶液を見分けるにはどうすればいいかな?>
板書案
作成中
復習する
C:前の授業のふりかえりをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の課題は「日常生活の水溶液は何性なのかな?」です
C:おなじです。
T:そうだね。じゃあ、今日はこの続きからしましょう
C:はい
課題を掴む
T:そしたら、この授業の1番最初にゴール立てたの覚えてる?
C:5種類の水溶液を見分けられるようになろう
T:そうそう。
T:じゃあ、挑戦してみましょう
C:え〜
C:できるかな?
T:不安?
C:はい
T:じゃあ、今日はいきなり実験するんじゃなくて、どうやったら見分けられそうか考えてみようか
C:わかりました
T:じゃあ、今日の課題は?
C:5つの水溶液を見分けるにはどうすればいいかな?
T:じゃあ、それでいこう
ということで本時の課題として「5つの水溶液を見分けるにはどうすればいいかな?」に決まりました。
見通しをもたせる
T:そしたら、見分けるにはどうすればいい?
C:見た目
C:蒸発
C:リトマス紙
C:におい
T:だね。
T:そしたら、分類をしていくときはね。実験方法とどんなふうに分けられるかを書いていくの。例えば、最初は5つの水溶液あるよね。
C:はい
T:じゃあ、この後、見た目をみてみるよ。どんなふうに分けられる?
C:炭酸水と残り4つ
T:そうだね。そしたら、炭酸水は特定できたね。じゃあ、あとは4つを見分ければいいよね。じゃあ、例えばどうする?ペアで相談
C:できました
T:こんなふうに…
① 5つの水溶液の名前をかく
② 実験方法を下に書く
③ 分類する
④ ②と③を続ける
T:っていうふうにやってみて。この段階で、分類できないものが出てくれば、また違う見分け方を学ばんとダメだし、もう見分けられるなら実験すればいいしって感じ
C:なるほど
T:じゃあ、作戦立ててみて
C:はい
作戦を共有する
T:そろそろいいかな?
C:大丈夫です
T:どうだった?
C:分類できそうです!
T:じゃあ、おしえて
C:はい
T:Cさん
C:自分の作戦は…
① 見た目 (炭酸水、残り4つに分けられる)
② 蒸発 (重曹水と食塩水、アンモニア水と塩酸に分けられる)
③ リトマス紙 (重曹水、食塩水、アンモニア水、塩酸に分けられる)
C:わかりました
T:なるほどね。他にありますか?
C:はい
T:Dさん
C:はい
①リトマス紙 (炭酸水と塩酸、食塩水、アンモニア水と重曹水)
②匂い (炭酸水、塩酸、アンモニア水、重曹水)
C:わかりました
T:なるほどね
視点を与えて考えさせる
T:ということは、5つの水溶液を分類できそうですか?
C:はい
T:ですね。こんなふうに筋道立てて考えればできるというわけです
C:はい
T:ほんでね。こんなふうにどういう実験の仕方でも分類はできるんだけど、実験するときに大事にしてほしいことが3つあります
C:?
T:1つ目は、安全性です。分類をできても危ないやり方をするのはだめです。
C:はい
T:2つ目は、効率性です。効率性というのはできるだけ短い時間、短い手順でやるということです。例えば、CさんとDさんでは、どっちが効率的ですか?
C:Dさん
T:なんで?
C:2つの実験でできるからです
T:そうだね。例えば、手順はどっちも2回なんだけど、蒸発をいつさせるかで片方は5こともやらないとだめ、もう片方は2こだけでいいでは2個のほうが効率的ですよね
C:たしかに
T:時間がかかる実験は極力やらずに特定するのも大事なスキルね
C:はい
T:3つ目は、確実性です。例えば、見た目とか匂いって人の感覚なのでくるうこともありますよね。でも、蒸発とかリトマス紙ってさっきの2つの方法に比べたら確実さは上じゃないですか?
C:たしかに
T:もちろん。見た目や匂いはだめとはいいません。しかしながら、一応別の方法でも確認しておこうっていうのは大事なことですね。時間が余ったときとかに
C:たしかに
T:こういうのができると多面的に見れてるってことだから花丸ですよ
C:はい
T:じゃあ、聞くよ。あなたの方法は、本当に1番安全で効率的で確実なのでしょうか?
C:うーん
T:もっと高められそうだなって人?
C:はい
T:すごいね。じゃあ、時間あげるしより良い方法を考えてごらん
振り返りをする
T:じゃあ、時間きたし振り返りをしましょう
C:はい
C:できました
T:次回どうする?
C:実際に実験してみて5つの水溶液を特定してみたいです
C:同じです
T:じゃあ、次回A〜Eまでの水溶液を準備するから特定してみてっていうのをやってみよう
C:はい
T:やる時はグループでやります。今日作った計画をもとにまずどの実験すべきか話し合いするところからやっていきます。決まればどんどん自分たちで実験していきます。基本的に先生に確認しなくていいです。自分たちで話し合って結果をもとに次の実験をしていってください
C:楽しそう
T:ですね。楽しみにしてます
終わりに
実験する前に、計画を立てる大切さが伝われば良いなって思います。あとは、その計画通り分類できれば自信がつくし、理科の楽しさも実感できると思います。
また、ただ自由にやらせるのではなく、「安全性」「効率性」「確実性」っていう視点をこちらが提示するのは大事なことだと思います。こういうのも実験スキルだと思うので
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