6年理科「月の形と太陽」指導案に悩む先生へ|4時間目の授業実践からヒントを!

月の形と太陽

 まだ3授業目を見ていない方は、先に6年理科「月の形と太陽」指導案に悩む先生へ|3時間目の授業実践からヒントを!をごらんください

<月の形が、日によってかわって見えるのはどうして?>

板書案

ふりかえりをする

C:前の学習のふりかえりをしましょう

C:はい

C:Aさん

C:はい。前の課題は、「月の形や位置はどのようにかわっていくのだろうか?」です

C:おなじです。はい

C:Bさん

C:前のまとめは「日没直後に見える月は、明るく光って見える部分が少しずつ増えていく」です。

T:そうだね。こんな感じやね

C:はい

T:ちなみに、日の出直後に見える月は、どうだったっけ?

C:「明るく光って見える部分が少しずつへっていく」です

T:そうだね。じゃあ、今日はこの続きからするよ

課題を掴む

T:そしたら、月がどのようにかわっていくのかはわかったよね

C:はい

T:じゃあ、いよいよこれかな

C:月の形が変わって見えるのはどうして?

T:そうそう。これについて考えていこう

C:はい

といって本時の課題として「月の形が日によってかわるのはどうして?」に決まりました。

予想をする

T:じゃあ、予想を立ててみよう

C:はい

T:ほんで根拠のある予想を立てるために大事なことは?

C:日常生活とつなげる

C:既習とつなげる

T:ですね。特に今回は既習かなって思うので、ぜひ習ったことを活かしながら考えてみてください

C:はい

C:うーん

C:できました

T:じゃあ、そろそろいいかな?

C:はい

T:ちょっと難しかったと思うので、思いつかなかった子は、友達の意見のどれが納得かなっていう視点で聞いてみてね

C:はい

T:じゃあ、今日は自由に相談しておいで

C:はい

予想を共有する

T:じゃあ、一旦座ろうか

C:はい

T:誰の意見が納得した?

C:Cさん

T:じゃあ、Cさんおしえてくれんけ?

C:はい。自分は太陽と月の位置が変わるからだと思います。理由は、この写真を見ると太陽から遠いほど明るい部分が増えていて、太陽から近いほど明るい部分が少なくなっているからです。

C:わかりました

T:つまり、何と何の関係で決まるってこと?

C:太陽と月の位置

T:なるほどね。

T:じゃあ、聞きたいんやけど、月と太陽の位置がいい感じなら、どの月の形も再現できるってこと?

C:たぶん

T:じゃあ、実際に太陽と月の位置に注目しながら、本当に、位置関係を変えたら、いろんな月の形ができるのかやってみよう

C:はい

実験方法を確認する

T:じゃあ、この中で太陽と月の位置を自由に変えられるよって人いますか?

C:無理です

T:だよね。でね、こういう場合は、モデル実験っていうのを行います。

C:モデル実験?

T:モデル実験っていうのは、本物の現象を再現することが難しいときに、似た仕組みを再現して実験するやり方のことをいいます。

C:ほ〜

T:例えば、太陽ってどんな特徴あった?

C:球で、明かりをだす。

T:そうだね。じゃあ、太陽の再現をするために何か身近なものないけ?

C:豆電球?

T:あ〜いいね。でも、小さすぎるかな笑

C:うーん

T:じゃあ、球じゃなくてもいいから、明かりを出すものだったら?

C:懐中電灯?

T:いいですね。本当は太陽って球の形をしてるから、球で明かりが出るものだとより再現できていいんだけど、今回太陽は明かりを出す役割なので、懐中電灯でもいいかな。

T:じゃあ、次は月ね。月の特徴は?

C:球で明かりを出してない

T:じゃあ、そんなものない?

C:ドッジボールのボール

T:いいね。ということでこんなの持ってきました

C:お〜

T:じゃあ、これらをつかってモデル実験をするんだけど、まずは実験方法の動画を流すね

C:はい

(動画視聴中)

T:どう?わかった?

C:うーん笑

T:そしたら、説明するね。まず、写真を見てほしいんやけど、太陽はどこにある?

C:ずっと西

T:そうだよね。これっていうのは、日没直後っていうふうに太陽の位置を固定して観察しいるからだよね。だから、私たちも懐中電灯の位置を固定するわけ。それがこの映像のこれ。

C:あ〜なるほど。

T:ほんで、もう1個位置固定されてるものあるんだけど、わかる?

C:うーん

T:ヒントは…この写真にうつってないやつです

C:あ!わかった。人だ!

C:あ〜

T:そうそう。観察者も同じ場所から見てるよね。だから、人も固定します。それがこの映像でいうこれ。

C:わかりました

T:いいよ。じゃあ、変わっているものはなに?

C:月の位置

T:そうだね。だから、モデル実験では、何を動かせばいいの?

C:ボール

T:そうです。

T:でね。もしこの予想が正しいのであれば、ボールの位置を変えれば…ボールの明るく光って見える部分はどうなるはず?

C:近いときは明るく光って見える部分が少なくて、遠いときは明るく光って見える部分が多くなったりするはず

T:だよね。じゃあ、それが本当に起きるのか?またどの月の形もこの実験で再現できるのか?っていうのを調べてみようっていうのが今回の実験です。

C:あ〜なるほど

T:どうわかった?

C:はい

T:じゃあ、ペアでちょっとどういうことか確認してください

C:はい

C:できました

結果の紙を配り、振り返りをする

T:そしたら、実験は次回するんだけど、その前にワークシートをくばります。もらったら名前をかいてください

C:はい

T:ということで、次回、月の位置をア〜クに変えていって、その時の明るく光って見える部分がどのように見えたのかをスケッチしてください

C:わかりました

T:じゃあ、振り返りをしましょう

C:はい

C:できました

終わりに

 いや〜、難しいですね笑 特になぜこのモデル実験を行うのかっていうのをどの子にも伝わるようにするってところが… 最善は尽くしたけど、今後もこの授業については追求していかんとだめですね。参考にできそうなところは参考にしてみてください

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