理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「とじこめた空気と水」2授業目〜

とじこめた空気と水

 まだ1授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「とじこめた空気と水」1授業目〜をご覧ください。

<どうして前玉がとんだのかな?>

板書案

復習をする

T:前回はどんな勉強をしましたか?

C:空気にはどんな特徴があるのかな?です

T:そうだね。ほんで空気の特徴は2つあったんだよね

C:はい

T:1つ目は?

C:縮む

T:そうだね。体積が小さくなるってことだね。2つ目は?

C:押し返す力がある

T:ですね。じゃあ、今日はこの続きからするね

空気鉄砲を体験する

T:じゃあ、今日は、空気鉄砲をしようね

C:やった〜

T:そしたら、キットをくばるね。

C:はい

T:そしたら、名前を書いていくね。まず、これだして

C:だしました

T:じゃあ、ここに名前をかいて

C:かきました

T:つぎ、これだして

C:だしました

T:じゃあ、ここに名前をかいて

C:かきました

(以下同様に、すべての道具に名前を書きました)

T:ぜんぶできたかな?

C:はい

T:そしたら、やり方を紹介するし、集合!

C:はい

T:まず、使う道具はこれら。ほんで、つつに玉をつめます。ほんで、棒を押していくと・・・あとは、自分で試してみてね

C:はい

T:ほんで、守ってほしいのが悪ふざけで人に向かって打つのはダメね。それしたら怪我するかもしれないから、安全のためにこの授業を中止します。

C:わかりました

T:ほんで、今日は、空気鉄砲で理科の勉強をするので、この2つに注目しながら体験してほしいです。

C:はい

T:1つ目は、玉の様子です

T:ほんで、2つ目は、てごたえです

C:わかりました

T:じゃあ、どうぞ。はじめてください

ということで体験をさせました。その後、しばらくしてから、「じゃあ、ノートに気づいたことかいてね。」とつたえました。

気づいたことを確認し、課題を掴む

T:じゃあ、気づいたことをおしえて

C:棒を押すと、前玉がとびました

C:棒を押していくと、だんだん手応えが大きくなります

C:限界になったら、ポンってとびます

T:なるほどね。ちなみに、飛び方を確認するんだけど、これ後玉と前玉はふれてましたか?

C:ふれてません

T:じゃあ、やってみるよ。たしかに後玉はふれてないね。

T:でもね、後ろ玉が前玉をおしてないのに、前玉が飛ぶのはどうして?

C:空気があるから

T:えっ。どういうことだろ。みんなの考えをぜひきいてみたいな

T:ということで、今日はこれについてべんきょうしていくね。ということで今日の課題。どうして前玉は

C:とんだのかな?

T:ですね

ということで、本時の課題として「どうして前玉はとんだのかな?」に決まりました

イメージ図をかく

T:じゃあ、今からイメージ図をかいてもらうね

C:イメージ図?

T:イメージ図っていうのは、空気って目に見えないじゃないですか?

C:はい

T:じゃあ、もし空気が目に見えたら、中の空気がどうなって前玉がとんだのかっていうイメージをかいてもらうね。だから、イメージ図。

C:なるほど

T:そしたら、ワークシートをくばるね。名前をかいてね

C:かきました

T:そしたら、3つの場面でイメージ図を書いてみて。

T:最初は空気はどんな状態で?

T:次に後玉がここまで来たら、中の空気がどうなって

T:最後空気がどうなったから、前玉がとんだのか?っていうのを絵で書いてみて。

C:わかりました

T:もちろん。絵だけでは伝わらないこともあるから、言葉でも書いてみてね

C:はい

T:質問ある?

C:空気ってどんな風に書けばいいんですか?

T:色々あるけど、なんかこんな感じで空気ちゃんをかいてみたらどうかな?

C:わかりました

T:じゃあ、どうぞ

共有する

T:じゃあ、今日はそろそろ時間が来るので、次回共有をしましょう

C:はい

T:ただ、スムーズに共有できるようにクロームブックにあげといて

C:わかりました

T:できた人は友達のやつ見ていていいよ

C:はい

T:じゃあ、全員上がったし、今日の授業おわりましょう

終わりに

 空気鉄砲をさせるとき、見るポイントは提示するのが大事だと思います。これがないと遊びになっちゃって、全く気づいたことを書いてない子もでてきます。

 また、イメージ図はとてもいいやり方だと思います。これをすると、子供の頭の中が視覚化されます。ぜひつかってみてください

 続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「とじこめた空気と水」3授業目〜をご覧ください。

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