まだ3授業目を見ていない方は先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「花から実へ」3授業目〜をごらんください
<ヘチマの花粉ってどんなすがたをしているのかな?>
板書案
復習をする
T:実ができるために、めばなって必要?
C:必要
T:どうして
C:実になる部分があるから
T:じゃあ、おばなは必要?
C:必要
T:どうして
C:おしべが花粉を作るから
T:そうだったね
課題を掴む
T:前回花粉十分に見れたけ?
C:いや。あんまり見れなかった
T:そっか。じゃあ、もう少し見たい?
C:はい
T:わかったよ。でも、今回は、花粉のスケッチもしてもらうわ
C:わかりました
T:じゃあ、今日の課題は?
C:ヘチマの花粉ってどんなすがたをしているのかな?
T:じゃあ、それにしよう
ということで今日の課題は、「花粉ってどんなすがたをしているのかな?」に決まりました
見るポイントと顕微鏡の使い方を確認する
T:じゃあ、ヘチマの花粉のすがただから、どんなところに注目すればいい?
C:色
C:形
C:大きさ
T:じゃあ、そういうところに注目してみよう
C:はい
T:ほんで、それ以外にもきづいたことがあれば教えてね
T:ほんで、いまから顕微鏡の使い方についてのプリントを配るね。もらったら名前をかいて
C:できました
T:じゃあ、穴埋めになっているのでやってみて
といって顕微鏡の使い方を確認しました。①顕微鏡のそれぞれの部分の名称、②顕微鏡の使い方について大事な部分を穴埋めにしたプリントです。まずは自分でやらせて(わからないところはとばしていい)、全体で確認して、確かめました
ヘチマの花粉を観察する
T:じゃあ、使い方もかくにんできたし、ヘチマの花粉のスケッチをしよう。だいたい15分くらいでやってね
C:はい
といって観察とスケッチをさせました。この間に、顕微鏡の使い方が上手くない人のところに行って、個別指導をしました。
ヘチマの花粉について気づいたことの確認
そして、気づいたことを確認しました。子どもたちからは
色 ・・・緑、黄色
形 ・・・コーヒー豆みたい、お米みたい、ラグビーボールみたい
大きさ・・・?
といった意見が出ていました。大きさについては、スケッチで実際の大きさでかいて、その近くに倍率を書くといったやり方もあることを教えました。同じ倍率ならより大きくみえるほうが大きいってことだねと確認しました。
アサガオの花粉について気づいたことを確認
早く終わった子は、アサガオの花粉を観察させたのですが、全員は難しかったので、写真を提示し、それをもとに気づいたことを確認しました
色 ・・・オレンジ
形 ・・・ウイルスみたい、太陽みたい
大きさ ・・・
といった意見が出ていました。ここでは花粉によって色や形や大きさにちがいがあることを捉えられればいいなといった思いです。
振り返りを書かせる
今回は、スケッチしたものがそのまま課題の答えになるので、振り返りを書かせて終わりました。
終わりに
前回は顕微鏡に触れてみただけなので、定着はしていないかなと思います。やっぱり実験スキルをあげるには、「体験をいかに多くさせるか」と「いかに使い方のミスを見取り、アドバイスをするか」できまるのかなと思います。
続きが気になる方は理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「花から実へ」5授業目〜をご覧ください。
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