【完】6年理科「生き物どうしのかかわり」指導案に悩む先生へ|6時間目の授業実践からヒントを!

生き物どうしのかかわり

このブログ「ぼん先生の理科授業」では、理科専科であるぼん先生が、実際の授業をもとに作成したセリフ形式の理科授業を紹介しています。

これまでに約300本の授業案を公開し、全国の先生が「明日からすぐに実践できる理科授業」を目指して、発問例・板書・展開の流れをまとめています。

この記事を読むと、
・授業のねらいと展開の流れが分かります
・子どもが考えやすくなる発問例が見つかります
・次の授業づくりのヒントが得られます。

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<生き物は水とどのようにかかわって生きているのだろうか?>

板書案

復習する

C:前の学習の振り返りをしましょう

C:はい

C:Aさん

C:はい。前の課題は「植物が二酸化炭素を吸収し、酸素を出しているのかな?」です

C:同じです。他にあります

C:Bさん

C:はい。前のまとめは「植物は日光に当たると、二酸化炭素を取り入れ酸素を出す」です

C:同じです

T:そうだね。ちなみに、植物は呼吸をいつしますか?

C:ずっと

T:ですね。でも、日光に当たると、二酸化炭素を取り入れ、酸素を出すんですよね。呼吸したら酸素取り入れ、二酸化炭素だすはずなんになんで?

C:だって、日光に当たると、酸素を取り入れる量よりも酸素を出す量のほうがおおくなるし、二酸化炭素を出す量よりも二酸化炭素を取り入れる量がおおいからです

T:そうだったね。じゃあ、今日はこの続きからしましょう

C:はい

課題をつかむ

T:そしたら、今って、生き物同士のつながり、空気とのつながりっていうふうにべんきょうしてきました。ラストはこれです

C:水

T:そう。水とのつながりです。

C:あ〜

T:もし水がなかったら生きていけそう?

C:いや絶対に無理です

T:そうだよね。わたしたちは水をいろいろな場面で使いながらせいかつしてるもんね。そんな水とのつながりについて考えていきます

C:はい

T:じゃあ、今日の課題は?

C:生き物は水とどのようにかかわって生きているのだろうか?

T:じゃあ、それでいこう

ということで本時の課題として「生き物は水とどのようにかかわって生きているのだろうか?」に決まりました

ワークシートを確認し、自分で考える

T:そしたら、ワークシートを配ります。もらったら名前をかきましょう

C:できました

T:そしたら、ワークシートの使い方について確認をします。

C:はい

T:今回、生き物と水のかかわりについてやるので、生き物を3種類準備しました。何がありますか?

C:人

C:他の動物

C:植物

T:そうですね。ほんで、それぞれの生き物がどんなふうに水と関わっているのかをかいてほしいのです

C:わかりました

T:たとえば、Cさん。1個おしえて

C:水を飲む

T:なるほどね。これってどこになる?

C:人

C:あと、他の動物も

T:そうだね。だから、こことここに水を飲むって書きます。こんな感じ。じゃあ、質問がなかったらはじめましょう

C:はい

C:できました

自分の考えを共有する

T:おしえて

C:はい

T:Dさん

C:はい。人で、血液のほとんどは水だから、体内に水があるです

C:同じです

T:じゃあ、人のところでほかに意見ある?

C:はい。

C:Eさん

C:はい。風呂にはいります

C:ほかにあります

C:Fさん

C:はい。洗濯をします

C:ほかにあります

C:Gさん

C:はい。料理をします

C:ほかにあります

C:Hさん

C:はい。手洗いをします

C:ほかにあります

C:Iさん

C:はい。トイレをします

T:人はもうない?

C:ないです

T:じゃあ、人以外ならどうですか?

C:はい

C:Jさん

C:はい。他の動物で体を洗うです

C:ほかにあります

C:Kさん。

C:はい。魚が水のなかで泳ぐです

C:わかりました

T:他の動物はもうない?

C:はい

T:じゃあ、植物は?

C:はい

C:Lさん

C:はい。発芽するときに水が必要です

C:ほかにあります

C:Mさん

C:はい。成長するときにも水が必要です

C:ほかにあります

C:かいそうが暮らすために必要です

C:わかりました

T:こうやって意見出してみると、やっぱり水って

C:必要

T:だね!

水の含有量を確認する

T:ちなみに、人って全体を100としたら、何%が水だと思う?

C:50くらい?

C:いや、30

T:答えは、50〜70%らしいよ

C:え〜めちゃくちゃ多い

T:そうだね。ちなみに、血液ってどれくらいの長さだっけ?

C:地球2周半

T:だよね。そんだけの長さが体にはあって、その血液のほとんどが水でできてるから、これくらいのパーセンテージいくんだよね

C:なるほど

T:ちなみに、植物も水が多く含まれています。たとえば、りんご!どうおもう?

C:70%

C:90%

T:なるほど。答えは、83%らしい

C:へえ〜

C:まあ、たしかに

T:じゃあ、キャベツは?

C:80%

C:74%

T:90〜92%

C:え〜、めちゃくちゃ多い

T:だね

まとめをし、ふりかえりをする

T:じゃあ、今日のまとめをしようね

C:はい

T:そしたら、今回教科書のまとめをつかうね

C:はい

といって本時のまとめとして「人やほかの動物、植物のからだには、多くの水がふくまれていて、水によってからだの働きを保ち生きている」と書きました。

T:じゃあ、ふりかえりをしてみて

C:はい

C:できました

水の循環について確認する

T:そしたら、教科書の◯Pをひらいて

C:ひらきました

T:そしたら、そこにコラムがあるので読んでみてね

C:はい

C:読めました

T:ということで、水の循環についてかいてあります。

T:まず、水面や地面にふくまれた水が

C:蒸発する

T:そしたら、何ができる?

C:雲

T:ほんで

C:雨や雪が地上にふってくる

T:そしたら

C:水がたまったり、地面に染み込んだりする

T:そしたら

C:蒸発する

T:ていう感じで、ぐるぐる水は循環しているってことだね

T:そしたら、これでこの単元は終わりになります。プリントで復習して、テストに臨みましょう

C:はい

終わりに

 水とのつながりについては、どんな場面で活用されているのかを想起させ、水とめちゃくちゃ関わりながら生きているんだなってことと、植物や動物には水がたくさんふくまれているんだということがわかればいいかなって思います。

 この授業で何がわかればいいのか?何ができるようになればいいのか?ここをしっかり明確化できればいいなっておもいます。

 この単元を最初から順に見たい方は、6年理科「生き物どうしのかかわり」のまとめページをごらんください

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