<チョウ以外にどんなこん虫がいるのかな?>
板書案
はじめに
T:新しい勉強のタイトルを書きます。タイトルは、「こん虫を調べよう」です
C:できました
T:1学期は、ある昆虫について勉強しました。それは
C:チョウ
T:ですね。チョウのような生き物を昆虫と言います。それで、こん虫の体のつくりといえば…せーの
C:頭、胸、はら、胸から足がピュピュピュ
T:つまり、頭、胸、腹に分かれている。胸から足が6本出ている。というのが特徴でしたね。
T:今回は、チョウ以外のこん虫について勉強するよということになります。
T:じゃあ、チョウ以外のこん虫って何いるか知ってる?
C:アリ
C:バッタ
C:ハチ
T:いろんな生き物が出てきたね。でも、それって本当にこん虫なの?
C:たぶん
T:たぶんじゃダメだよ。ハッキリといってください
C:わかりません
T:そうか、じゃあ、チョウ以外のこん虫にどんなものがいるかをハッキリさせようか
C:はい
T:じゃあ、今日の課題は?
C:チョウ以外にどんなこん虫がいるのかな?
T:じゃあ、それにしよう
ということで、本時の課題として「チョウ以外にどんなこん虫がいるのかな?」が決まりました。
こん虫の見分け方や調べ方を確認する
T:じゃあ、どんなこん虫がいるかを探すんだけど、こん虫かどうかを見分けるにはどうすればいい?
C:頭、胸、はら、胸から足がピュピュピュ
T:そうそう!それがこん虫の体のつくりの特徴なんだから、それを手がかりにすればいいんだね
T:あと、何使って調べる?
C:図鑑
C:クロームブック
T:今回は図鑑にしようか。自分の目で見て、頭、胸、はら、胸から足がピュピュピュになっているかたしかめてほしいから。
C:わかりました
T:じゃあ、図書館に行こう!
調べ活動をする
その後、子どもたちは、図鑑をみて、こん虫を探し始めました。こん虫だと思うものが見つかったら先生にチェックしてもらい、◯か✕を判定してもらいました。それで、◯のやつはノートに書かせました。バッタやクワガタ以外に、自分も初めて見るようなこん虫がたくさん出ました。
共有する
そのご、全体で共有をしました。まずは、ペアで友達と共有をさせました。その後、「全員が聞いたことがありそうなやつだけ、共有しようか」といって、共有をしました。子どもたちからは、
アリ、トンボ、ホタル、セミ、ハチ、カブトムシ、バッタ、クワガタ、カ、カメムシ
などが出ました。本当はもう少しありましたが、時間で区切りました。
そして、まとめとして、「アリ、トンボ、ホタルなどがいる」と書きました。
こん虫かどうかを見分ける
その後、クモの写真を見せ、「この生き物はこん虫か?理由とともに持ってきてください」とつたえました。すると多くの子が、「こん虫ではない。理由は足が8本あるから」と書いてきました。(「こん虫ではない。頭、胸、腹の3つの部分に分かれていないから」も◯です)
そして、振り返りをさせ、終わりました。
終わりに
今回は、教科書の流れとは変えてやりました。こん虫の体の特徴を活用しながら、こん虫を見つけるほうが自然かなと思いました。「頭、胸、腹、胸から足がピュピュピュ」は本当に最強の覚え方だなと思います。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「こん虫のかんさつ」1授業目〜をご覧ください。
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