理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「水のすがたと温度」1授業目〜

水のすがたと温度

<水を熱すると何度でどんなようすになるのかな?>

板書案

問題を把握し、課題を掴む

T:今日から新しいところに入ります。タイトルは、「水のすがたと温度」です。ノートに書きましょう

C:できました

T:そしたら、今日は1枚の写真を持ってきました。これです

C:鍋?

T:そうだね。鍋の中には何が入っている?

C:水です

T:そう!これは、鍋で水を熱するところです。みなさんは鍋で水を熱したことある?

C:はい。あります

T:じゃあ、時間が経つと、水の様子はどうなる?ペアで相談

C:はい

C:できました

T:おしえて

C:ゆげがでます

C:泡がでます

C:つけたしで、ボコボコってたくさんあわがあります

T:なるほどね。じゃあね

C:?

T:それって水の温度が何度のときに起きるの?

C:え?

C:わかりません!

T:そうだよね。ということで、だから、水のようすと温度という勉強をするよ

C:なるほど

T:じゃあ、今日は、「水を熱すると何度でどんなようすになるのか」についてしらべよう

C:はい

ということで、本時の課題として、「水を熱すると何度でどんなようすになるのかな?」に決まりました。

実験方法を確認する

T:じゃあ、実験方法を確認するね。教科書の◯ページを開いて

C:はい

C:ひらきました

T:そしたら、時間あげるから、よく読んでみて

C:はい

C:よめました

T:そしたら、大事なところだけ確認していくよ

C:はい

T:まず、ビーカーの中にこんなものを入れます。これは何かというと

C:ふっとうせき

T:そうだね。熱い湯が吹き出すのを防ぐために沸騰石をいれます。

C:はい

T:あと、君たちはあるものをつけます

C:保護メガネ

T:そうだね。この2つが安全のために大事だから、しっかりやるよ

C:はい

T:つぎ、水の温度を調べるために、ビーカーの中に温度計をいれます。そのときに気をつけることは

C:液だめを底につけない

T:せいかい!

T:ほんで、ビーカーはアルミをして、ビーカーの横にはあるものをつけます

C:線

T:線をつけるということは

C:水の量が減るかもしれない

T:なんか、蒸発の実験のときとか、物の温度と体積でもやってたもんね

T:じゃあ、読んでみてわからなかったことはある?

C:ないです

ワークシートをもらい、見るポイントを確認する

T:そしたら、最後にワークシートを配ります。もらったら名前をかいてね

C:できました

T:そしたら、1番左には何が書いてある

C:時間です

T:そうだね。1分毎に様子を見てねってことね

C:はい

T:じゃあ、真ん中は?

C:水の温度です

T:そうだね。これは何をみればいい?

C:温度計

T:だね。じゃあ、1番右は?

C:水の様子

T:そうだね。まあ、あんまり変化ないときもあるから、そのときは空白で良いです。でも、へんかがあったらかいてね

C:はい

T:もしかしたら確認しんでもいいかもしれないけど、この実験で見るポイントはどこかというと

C:水の温度

C:水の様子

T:そうだね。だって課題に「何度で」「どんな様子」ってかいてあるもんね

C:はい

T:じゃあ、次回実験しましょう。ということでふりかえりをするよ

C:はい

C:できました

終わりに

 今回、温度と様子という2つの見るポイントがあるため、理科が苦手な子は困ります。そのため、割と身近である水の様子は先に意見として引き出し、「湯気」「あわ」というのを引き出しました。温度については殆どの子がわからないと思うので、どちらかと言えばそちらに意識の比重をおいています。

 こんなふうに、子どもの知らないところに焦点を当てることが大事だと思います。

 続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「水のすがたと温度」2授業目〜をご覧ください。

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