まだ4授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「物の重さ」4授業目〜をご覧ください。
<別のものでも成り立つのかな?>
板書案
復習をし、課題を掴む
T:大きな課題をよんでください
C:体積が同じでも物によって重さは変わるのかな?
T:今ってこの課題について勉強しているよね。でね、前回は塩と砂糖でやってみたんだよね
C:はい
T:重さはどれだけだっけ?
C:塩は140gです
C:砂糖は89gです
T:そうだね。このことから
C:体積が同じでも物によって重さはちがう
T:って考察したんだよね。でも、塩と砂糖がたまたまそうだったのかもしれないから今日は?
C:別のものでも成り立つのかについて調べる
T:だったよね。じゃあ、今日の課題は?
C:別のものでも成り立つのかな?
T:じゃあ、それにしよう
ということで本時の課題として、「別のものでも成り立つのかな?」にきまりました。
問題を把握する
T:そしたら、今日の問題を書くよ
C:はい
同じ体積のゴム、木、アルミニウム、鉄の重さを比べよう
C:できました
T:じゃあ、聞いてもいい?
C:はい
T:今日は同じ体積の4つのものを調べるんだけど、重さ一緒だと思う?
C:いや
T:一緒だと思う人?
C:・・・
T:違うと思う人?
C:はい
T:どうして?
C:だって鉄ってめちゃくちゃ重そうだし、ゴムは反対にかるそうだから
T:なるほどね。じゃあ、こんな中で一番かるそうなのはどれ?
C:ゴム!
C:ゴム!
C:アルミニウム
T:じゃあ、今日は①体積が同じでも物によって重さはちがうのか、②もし重さが違うならどれが一番軽いのかという2つを調べましょう
C:わかりました
実験方法の確認し、実験する
T:そしたら、実験方法は前とおなじ2種類でやります。なにか覚えてる?
C:手で持つと電子天秤ではかる
T:そうだね。先にどっちやるの?
C:手で持つ
T:そうだね。それで予想をしてみてね。それが終わったら
C:電子天秤
T:ということだね。でね、今回はこの紙をしいて、紙の重さは抜いてから、それぞれの重さを調べてください。
C:はい
T:なにか質問はありますか?
C:ないです
T:そしたら、これが結果を記録する紙ね。もらったら名前を書いてください
C:できました
T:じゃあ、実験を始めてください
その後は、子どもたちにほとんど任せて、器具の使い方が大丈夫か、子どもからどんな発言がでるか、困っていることはないかといった視点で机間巡視を行いました。子どもたちはかなり器具の使い方にも慣れてきているので手際よくやれてました。
結果を確認し、分かったことを確認する
T:今回は、電子天秤の結果の方だけ確認するね
C:はい
T:じゃあ、ゴムは?
C:2g
T:木は?
C:1g
T:アルミニウムは?
C:6g
T:鉄は?
C:15g
T:という結果だったんだね。
C:はい
T:じゃあ、わかったことはなにかな?
C:体積が同じでも物によって重さはちがう
C:木が一番かるい
C:鉄が一番重い
T:ですね
まとめをし、ふりかえりをする
T:じゃあ、まとめをするよ。この大きな課題に対してのまとめをしようか。
C:体積が同じでも物によって重さはやっぱりちがう
T:なるほどね。じゃあ、それにしよう
ということで本時のまとめとして、「体積が同じでも物によって重さはやっぱりちがう」にきまりました。
T:じゃあ、ふりかえりをしようね
C:できました
終わりに
今回でこの単元は以上となります。重さは割とご概念が多いので、実験を通して確かめていくのがいいと思います。
この後は、活用プリントを行い、それで間違えた問題を実験しながら確認をしていきました。特に、「大きいものは重く、小さいものは軽い」というイメージがあるので、今回の木は1g、鉄は15gだったという事実をもとに指導しました。
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