まだ7授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「物のとけ方」7授業目〜をご覧ください。
<本当に水の量を増やすと塩やミョウバンのとける量はふえるのか?>
板書案
復習をする
T:前回は、どんな勉強をしましたか?
C:溶ける量には限りがあるのかを調べました
T:真実は?
C:限りがあるです
T:そうだね。塩は6はいで、ミョウバンは2はいだったからね
T:じゃあ、この続きからするよ
予想をし、課題を掴む
T:昔の人もある日溶ける量には限りがあることを発見したのね。君たちのように
C:はい
T:でも、そこでさらに発展してこんなことを考えたの
条件をかえてもこれ以上はとけないのか?
C:たしかに
T:どう思う?
C:かえたら行けそう
T:実は、これね・・・条件をかえたら溶ける量がふえることを発見したの。
C:すごい
T:じゃあ、どうやったら溶ける量がふえると思う?これが次の問題です
C:うーん
T:そしたら、「きっと〇〇したら溶ける量がふえる」って感じに案を出してみて
C:はい
C:できました
T:おしえて
C:水の量を増やしたら溶ける量がふえると思います
C:水の温度を高くしたら溶ける量がふえると思います。
C:水以外の液体を使ったら溶ける量がふえると思います。
T:ほかにありますか?
C:ないです
T:理由がある人はいますか?
C:はい
T:Aさん。
C:はい。私は水の量を増やしたらいいと思います。わけは、海ってでかいからその分だけ塩もたくさん溶けていると思うからです。
C:わかりました
C:他にあります。
T:Bさん
C:はい。私は温度が高いほうがいいと思います。わけは、母さんがコーヒーに砂糖を溶かしていて、それで温度が高いほうがとけるのではないかとおもうからです。
T:なるほどね。
T:そしたら、1つずつしか実験はできないので、可能性が一番高そうなのはどれ? 1つ選んで
C:選びました
T:ネームプレートはりにきて
C:はい
T:ということで多そうなのは
C:水の量を増やす
T:じゃあ、塩やミョウバンを使って調べてみましょう
C:はい
T:今日の課題は?
C:本当に水の量を増やしたら塩やミョウバンの溶ける量はふえるのかな?
T:じゃあそれにしよう
ということで本時の課題として、「本当に水の量を増やしたら塩やミョウバンの溶ける量はふえるのかな?」に決まりました。
実験方法を考える
T:そしたら、実験方法を立てるときに大事なことは?
C:条件制御
T:条件制御とはなにけ?
C:調べたいものを変えて、他の条件はそろえる
T:ですね
T:じゃあ、今回の変える条件は何?
C:水の量
T:ですね。ほんで、50mlのとき6はい溶けるのはわかっているので、水の量を100ml、150mlでいきましょう!
C:はい
T:変えない条件って何がある?
C:さじのおおきさ
T:なるほどね。前ってどの大きさだった?
C:2.5ml
T:じゃあ、今回もそれでいこう
C:ビーカーの大きさ
T:なるほどね。そろえるといいね
T:あと、予想で出てきたものとつなげると
C:水の温度
T:そうだね。そういったものも揃えようね
T:じゃあ、教科書で確認してみましょう
C:はい
C:読めました
T:じゃあ、ノートにまとめるよ
C:はい
実験道具の準備をして、ふりかえりをする
T:そしたら、もう時間が来そうなので、道具の準備だけして終わりましょう
C:はい
C:できました
T:ほい。じゃあ、ふりかえりをするよ
C:はい
終わりに
今回は仮説を立てるところに重点をおいてやりました。経験とつなげながら理由を言っている子はいいなと思いました。また、実験の発想のところも考え方を一貫しているのでリズム良く出ていたなと思います。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「物のとけ方」9授業目〜をご覧ください。
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