理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「自然のなかの水のすがた」1授業目〜

自然のなかの水のすがた

<本当に台の水は空気中にいったのか?>

板書案

掴む

教科書に2枚の挿絵があるので、それを使って導入しました。流れとしては…

①1枚目の挿絵を見せる(何が写っているのか確認する)

②2枚目の挿絵を見せる(どこが変わったのか?)

③グラウンドの水はどこにいったのか?

④じゃあ、台の上の水は? 

予想を共有し、仮説を1つ決める

その後、予想を立てました。出てきたのは、次の3つでした。その後、「この中で一番怪しそうなのはどれ?」と聞きました。

子どもたちからは「台傾いていたら、校長先生転んで怪我するよ。しかもまっすぐじゃない?」「鉄にしみこむのはおかしくない?だって、鍋も鉄でできていて、味噌汁とかも吸収されることになるよ」といった意見が出ていました。そこで、空気中に出ているという説が選ばれました。

実験方法を確認する

2学期、最初の授業ということもあり、実験方法は教科書で確認をしました。まずは、実験の手順や注意の部分を読み、ノートに確認をしながら、実験方法をうつしました。その後、子どもたちに、「本当に水が空気中に出ていくのであれば、どんな結果になりそうかな?ノートに書いてみて」といって、結果の見通しをもたせました。「なぜへるの?」「だって、水が空気中に出ていくから、その分だけ減るはずだ」など問い返しを入れながら、アウトプットさせたり、スッキリしていない子にも分かるようにしました。また、赤い線を引く理由や輪ゴムをする理由などについてもみんなで考えました。

準備する

その後、実際に道具をしました。子どもたちは、2つのグループに分かれて、準備をしました。「水の量はどうする?」「40mlにしよう」など子ども同士でコミュニケーションを取りながら、行っていました。「輪ゴムありますか?」など、必要なものを自分から求める姿も見られました。

ふりかえりをする

最後に振り返りを書かせました。「新発見」「再発見」「疑問」「驚き」という4つの視点で好きなものを選んで書かせました。多くの子が、どんな結果になるのか楽しみにしていました。

終わりに

 今回は2学期初めの授業だったのですが、子どもたちは意欲的に取り組んでいました。結果の見通しをもたせることが今回は鍵だったかなと思います。これがあると考察を書く際に手助けになるからです。

 続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「自然のなかの水のすがた」2授業目〜をご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました