まだ1授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「太陽の光」1授業目〜をご覧ください。
<かがみではね返した日光はどのように進むのだろうか?>
板書案
復習する
T:前回はどんな勉強をしましたか?
C:鏡で日光をはね返しました
T:分かったことはなんですか?
C:当たったところは明るくなります
C:鏡の形になっていました
C:日光を重ねるほど明るさは明るくなります
C:かがみと的の間の日光は目に見えないです
T:でしたね。じゃあ、今日はこの続きからするね
問題を把握し、課題を掴む
T:じゃあ、今日は何をするかというと
C:光はどんな風に進むのか?
T:そうだね。光と的の間って目に見えないけど、どんな風に進むんだろうね?ということで今回は過去の先輩の案をもってきました
C:お〜
T:1番
T:2番
T:3番
C:お〜
T:自分はどれに近いかな?ノートに書いてみて。
C:できました
T:1番だと思う人?
T:2番だと思う人?
C:はい
T:3番だと思う人?
T:ということは全員・・・2番ってことだね
C:はい
T:ちなみに理由ある人はいる?
C:はい
T:よし!じゃあ、Aさん
C:私は2番だと思いました。理由は、的と鏡の間に手をいれると手が光ったからまっすぐ進んだんだと思いました
C:わかりました
T:Aさん手を入れたみたいだけど、これやってみたよって人はいる?
C:はい
T:どうなの?手は光った?
C:はい
T:じゃあ、結構有力な情報かもね。でも真実はどうだろうね?ということで今日の課題は?
C:鏡ではね返した日光はどのように進むのだろうか?
T:じゃあ、それにしよう
ということで本時の課題として、「鏡ではね返した日光はどのように進むのだろうか?」に決まりました。
実験方法と見るポイントを確認する
T:じゃあ、今から実験方法を確認しようね
C:はい
T:今回、日光って目に見えないので、目に見えるようにします。
T:じゃあ、どうやって見えるようにするかというと、「光を地面にそわせる」です
C:どういうこと
T:これ実際の様子なんだけど、この女の子鏡をどこに向けているかというと
C:日かげ
T:そうだね。こんな風に日かげに光を当てると、「光の筋」のようなものが見えます
C:なるほど。それで、光がどんな風に進むのかわかるってことか
T:そういうこと。だから、君たちの予想通り、光がまっすぐ進むとしたら、どんな光の筋ができそうあかというと
C:まっすぐな光の筋
T:ということ
T:これがカーブしたり、ジグザグだったりすると予想ははずれってことね
C:はい
T:ということで今回の実験で見るポイントは何かというと
C:光の筋
T:ということだね。質問はあるかな?
C:ないです
T:じゃあ、じっさいにやってみよう
実験する
T:こことかいいかもね
C:よし
C:お〜まっすぐだ!
C:場所変えたらどうなんかな?
C:こっちもやっぱり真っ直ぐだ
C:ということは真っ直ぐに進むってことだね
T:ちなみに、こんなんもできるよ
T:まず鏡置くでしょ
C:はい
T:そしたらここに鏡を置くの。すると
C:うわ〜さらにはねかえった
T:どれだけはね返し続けられるかな?
C:やってみよう
C:もうちょっと向きずらして
C:そこでストップ
C:つぎ、ここらへんじゃない?
C:できた
T:すごいね!そろそろ時間来るし、もどりますか!
C:はい
結果を確認し、まとめをする
T:じゃあ、結果を教えて下さい
C:光の筋はまっすぐでした
C:おなじです
C:はね返した光も真っすぐ進んだです
C:日光ははね返し続けることができるです
T:なるほどね。よし、じゃあ今日のまとめをしようか。まとめはどうなる?
C:はね返した日光は真っ直ぐ進む
T:じゃあ、それにしよう
ということで本時のまとめとして、「はね返した日光は真っ直ぐ進む」に決まりました。
写真を確認し、ふりかえりをする
T:実は、日光は真っ直ぐ進むっていうのは運が良いと見えるときがあります。こんな感じに
C:すごい
C:きれい
T:これは雲の間からでた光ですね。これも光はどう進んでいるかというと
C:まっすぐ
T:ですね
T:よし、じゃあふりかえりを書いてみて
C:はい
終わりに
今回は光の進み方についてやりました。光の進み方は目に見えないけど、地面にそわせると光の筋として見えるというのは子どもたちにとっては新鮮な体験だったと思います。また、光を跳ね返すために鏡をどのような位置に置くかを考えるのもいい経験だったと思います。この体験が中学校の光の反射につながってくれればいいなと思っています。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「太陽の光」3授業目〜をご覧ください。
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