まだ6授業目を見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「太陽とかげ」6授業目〜をご覧ください。
<日なたの地面と日かげの地面ではどれくらいあたたかさがちがうのかな?>
板書案
復習する
T:前回は日なたと日かげの地面ではどんなちがいがあるのか調べたよね
C:はい
T:どんなちがいがありましたか?
C:日なたは明るいけど、日かげは暗いです
C:日なたは温かいけど、日かげは冷たいです
C:日なたは乾いているけど、日かげは湿っているです
T:そうでしたね。じゃあ、今日はこの続きからするね
今日の課題をつかむ
T:そしたら、この写真覚えている?
C:はい!
T:そしたら、これを見て「日かげに沢山の人がいる」っていうことを教えてくれたよね。これなんで日かげに沢山の人がいるのかっていうと
C:日かげは涼しいから
T:でしたね。
T:じゃあ、日なたと日かげの地面ってどれくらい温度ちがうの?
C:3度くらい?
C:10度くらい?
T:どっちが正しいの?
C:わかりません
T:じゃあ、それを今日ははっきりさせようよ。今日の課題は?
C:日なたの地面と日かげの地面では、どれくらいあたたかさがちがうのかな?
T:じゃあ、それにしよう
ということで、本時の課題として「日なたの地面と日かげの地面では、どれくらいあたたかさがちがうのかな?」に決まりました。
実験方法を確認する
T:じゃあ、ワークシートを渡します。名前をかいてください
C:かけました
T:ということで、日なたの地面と日かげの地面温度をはかります。いつはかるかっていうと
C:午前10時
C:正午
T:そうだよ。2かいはかるね。午前中は、日なたの地面のほうが温度高いけど、時間が変わったら日かげの地面のほうが温度高いかもしれないからね
C:なるほど
T:じゃあ、あとはどうやって温度をはかるかってことなんだけど、これを使います
C:温度計だ!
T:そう温度計。じゃあ、これでどうやって温度をはかるかについて教科書を見てみましょう
C:開きました
T:じゃあ、まずは自分で読んでみて
C:よめました
T:そしたら、説明するね。まず、温度計ってどこで温度を感知するかっていうと
C:下の赤いところ
T:そう。これをえきだめって言います
T:だから、えきだめを土に被せてください
C:はい
T:このとき、温度計で土を掘らないでね。割れちゃうから
C:わかりました
T:あと、温度計で温度を測る時、あるものを被せます
C:おおい!
T:そうだね。今って土の温度を測りたいけど、日光っていう温かいものが当たると正しい結果が測れないんだ。
C:わかりました
T:あと、温度計の見方なんだけど、見るときは直角で見るよ。直角に見ないと温度がズレちゃうから
C:たしかに!見方によって1度ちがう。
T:よし、じゃあ、みんなで10時の温度を測ってみよう
C:はい
実験する
その後、グループごとに10時の日なたの地面と日かげの地面の温度をはからせました。言ったことをもとに正しく実験できているか見取ります。おかしいところがあったら、指導しました。
ですが、多くの子が正しく実験できていました。
ふりかえりをする
T:じゃあ、結果をメモしておいてね
C:できました
T:じゃあ、ふりかえりをしてください。
C:できました
T:じゃあ、昼休みにどうなるかをやってみましょう
C:はい
終わりに
実験方法の説明をスムーズに行くためには、①これができたらOKというゴール(今回で言えば、10時と正午の日なたと日かげの地面の温度がわかればいい)→②そのために必要なこと(土の温度の図り方、温度計の使い方)ということが大事かなと思います。今回もスムーズにできたかなと思います。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「太陽とかげ」8授業目〜をご覧ください。
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