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<うでの曲がる部分はどのようなつくりになっているのかな?>
板書案

ふりかえりをし、課題を掴む
T:当番さんお願いします
C:前の学習のふりかえりをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の学習の課題は、「体をうごかしてみて、気づいたことやふしぎにおもったことを見つけよう」です
C:はい
C:Bさん
C:はい。内側の筋肉がうごいたり、かたくなったりしました
C:はい
C:Cさん
C:はい。うでには曲がるところと曲がらないところがありました
T:前回は、これについてなんで曲がるところと曲がらないところがあるんだろうって不思議に思ってた人もいたよね。
C:はい
T:じゃあ、今日はこれについてくわしくみていこう
C:はい
T:ということで、今日の課題をかくよ
といって、本時の課題として「うでの曲がる部分は どのようなつくりになっているのかな?」に決まりました。
曲がるところに印をつけ、曲がる部分がどうなっているかよそうする
T:ワークシートを配るね。もらったら名前を書きましょう
C:はい
C:できました
T:そしたら、今から時間あげるし、曲がる部分に印をつけてみて。1個とはかぎりません
C:はい
C:できました
T:見に行ってきていいよ
C:あ〜たしかに。そこもやわ
C:先生足してもいいですか?
T:いいですよ
T:じゃあ、一旦手を止めよう
C:はい
T:確認します。書いてくれる人
C:はい
T:Dさん
C:はい。
T:全部書いていいよ
C:こうだと思います
C:同じです
T:そうだね。肘以外にも指も曲がるよね
T:じゃあ、今から時間あげるし、曲がるところがどうなっているか予想してみて。全部書いてたら大変だから、肘の部分に注目してかいてみて。もちろん時間ある人は指とかもかいていいけどね
C:わかりました
T:じゃあ、どうぞはじめてください
C:はい
C:できました
T:じゃあ、おしえて
C:はい
T:Eさん
C:はい
T:図と言葉でかいてみて
C:私は、ここどけとくべつにやわらかい骨なんだと思います。わけは、ねんどとかも柔らかいから曲げても曲がるので、それと同じようになっているんだと思います
C:わかりました
T:なるほどね。日常生活と繋げて考えたんだね。
C:ほかにあります
C:Fさん
C:はい。私は、ほねとほねがつながっているんだと思います。わけは、えんぴつも2本つながっていれば、こんなふうにうごけるからです。
C:わかりました
T:ほかにありますか?
C:ないです
腕の様子を記録する
T:じゃあ、クロームブックを開きましょう
C:はい
T:そしたら、もしうでが透けて見えたらどうなるかの写真をあげておきました。これをみて、すけっちしてみてください。もちろんズームしても構いません
C:わかりました
C:え〜こんなかんじになってるんだ
C:できました
T:じゃあ、真実はどうだったの?
C:骨と骨がつながっている
T:そうなんです。この部分が、つなぎ目になっているんだね
T:ちなみに、まがらないところはどんなかんじ?
C:1本のほねになっている
T:そうだね。えんぴつも2本つながっていれば、こんな感じにうごくよね。でも1本だとまがらないよね。これで無理にバキッとおれたら
C:骨折
T:そうです。骨折だね。
T:じゃあ、今日のまとめを書こう。
といって、本時のまとめとして「曲がる部分は、骨と骨のつなぎ目になっている」とかきました
T:でね、このつなぎ目のところには、ちゃんと理科の名前があります
C:え?
T:じゃあ、みなさんノートに書こうね
ほねとほねのつなぎ目で 曲がる部分を「関節」という
C:できました
T:つなぎ目の部分を理科の言葉で
C:関節
T:といいます
段ボールでうでを固定する
T:ちなみに、関節がなくて、腕の骨が1本しかなかったらを体験してもらいます
C:やった
T:ただし、時間がないので当番さん。他の人は休み時間ならやっていいよ
C:いいな
T:Gさん。うでにこれはめて
C:はい
T:うごいてみて
C:うわ。うごきにくい
C:どんなかんじなんだろう
T:1本しか骨がなかったら腕は
C:まがらない
T:そうですね。なので、Gさんはそれを体験しています
T:ぜひ気になる人はやってみてね
T:じゃあ、ふりかえりをかいてね
C:はい
C:できました
おわりに
今回は、腕の曲がるところと腕の曲がらないところを比べながら、気づいたことを言ったり、鉛筆と繋げながら考えたり、段ボールでうでを固定したりすることで深い理解につなげることができました。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜4年「動物のからだのつくりと運動」3授業目〜をご覧ください。
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