3年理科「春の生き物」指導案に悩む先生へ|4時間目の授業実践からヒントを!

春の生き物

 3授業目を見ていない方は、3年理科「春の生き物」指導案に悩む先生へ|3時間目の授業実践からヒントを!をごらんください。

<春の生き物のすがたをくらべてみよう>

板書案

復習をする

C:前の学習の振り返りをしましょう

C:はい

C:Aさん

C:はい。前の課題は、「自分がえらんだ生き物はどんなすがたをしているのかな?」です

C:同じです

T:そうだね。じゃあ、ペアで気づいたことを確認しましょう

C:はい

C:できました

T:ちなみに、みなさんは、生き物のすがたをみるとき、どこに注目しましたか?

C:色

C:形

C:大きさ

T:ですね。じゃあ、今日はこの続きからしましょう

C:はい

課題を掴む

T:ちなみに、みなさんは何の生き物を調べましたか?

C:さくら

C:うめ

C:あり

C:ダンゴムシ

T:なるほどね。それらの生き物は学校の周りにいたのですが、実は学校の周りで見られなかった春の生き物もまだまだたくさんいます

C:へ〜

T:ということで、今回はいろんな生き物のすがたをくらべてみましょう

C:はい

T:じゃあ、今日の課題は?

C:春の生き物のすがたをくらべてみよう

T:じゃあ、それでいこう

といって本時の課題として「春の生き物のすがたをくらべてみよう」にきまりました。

くらべるとは?

T:そしたら、今日の課題のキーワードで「くらべる」っていうのが出てくるんだけど、「くらべる」っていうのはどういうことかわかる?

C:ちがうところを見る?

T:あ!すごい。正解。1個はちがうところはどこかなっていうのを見つけることです

T:あともう1個。ちがうところの反対は…

C:おなじところ

T:正解。もう1個は、おなじところやにているところはどこかなってみつけることです

T:じゃあ、ノートにかくよ

くらべるとは・・・①おなじところやにているところ、②ちがうところ

C:できました

T:そしたら、この「くらべる」っていうのはよく出てくるので、くらべるっていったら「おなじところやにているところ」「ちがうところ」をみつけることって覚えてね

C:はい

モンシロチョウとベニシジミをくらべると

T:じゃあ、まずはいっしょにやってみましょう。この生き物なんだ!

C:モンシロチョウ

T:正解。ほんで、これ

C:チョウ?

T:そう。おなじチョウなんだけど、これは「ベニシジミ」といいます

C:ベニシジミ

T:じゃあ、モンシロチョウとベニシジミをくらべてみて、気づいたことをかいてみて

C:はい

C:できました

T:おしえてください

C:はい

T:Bさん

C:はい。モンシロチョウのほうがおおきいです

C:おなじです

T:これはどっち?

C:ちがうところ

T:ですね。ほかにありますか?

C:はい

T:Bさんつないで

C:Cさん

C:はい。羽の色がちがいます

C:おなじです

T:これもちがうところだね。にているところはある?

C:はい

C:Dさん

C:はい、はねのかたちがにています

C:おなじです。はい。

C:Eさん

C:はい。触覚があるのがにています

C:わかりました

T:バッチリ比べられてるね。

いろんな春の生き物を比べてみる

T:じゃあ、教科書の◯Pを開いてみてね

C:はい

C:わ〜たくさんいる

T;じゃあ、くらべてみてわかったことをノートにかいてごらん

C:はい

C:できました

T:おしえて

C:ダンゴムシもアリも色が黒色です

C:オオイヌノフグリとタンポポはくきの色が緑色です

C:タンポポとオオイヌノフグリは花の色がちがいます

C:ヒメオドリコソウとタンポポは花の形がちがいます

T:なるほどね

まとめをする

T;じゃあ、色も形も大きさも全くおなじ生き物っている?

C:いや、いません

C:同じアリでも大きさはちがうもん

T:そうだね。人も1人1人ちがうもんね

T:つまり、にているところやちがうところはあるけど、生き物によって姿はちがうってことだね

C:はい

T:じゃあ、まとめをしようね

といって本時のまとめとして「生き物はそろぞれ色、形、大きさなどのすがたが違っている」とかきました。

T:じゃあ、ふりかえりをしましょう

C:はい

C:できました

一番小さい生き物は?

T:ちなみに、◯Pにいろんな動物がでてますよね

C:はい

T:一番大きい動物は何?ノートにかいてみて

C:はい

C:できまし

T:ちなみになんてかいた?

C:ハナアブ

C:メジロ

T:意見分かれたね。どっちが正解?グループで相談

C:あ〜

C:できました

T:あ〜って言ってたFさんおしえて。

C:はい。自分は写真で比べてハナアブが大きいってしてたけど、実際のおおきさってところをみるとメジロが11cmくらいだから、一番大きいのはメジロだと思います

C:おなじです

T:Fさん、すごいね。ちゃんと人の考えを聞いたり受け入れたりできるところがすてきだね。

T:じゃあ、今度は・・

C:一番ちいさいのは?

T:正解。ノートにかいてみて

C:できました

T:せーの

C:ナナホシテントウ

T:え?クロオオアリじゃないの?

C:え?

C:先生、定規つかってもいいですか?

T:いいですよ

C:やっぱりナナホシテントウです

T:なるほどね。たしかに見た目って人によるから、定規で数を調べたのはすごいいいね

T:じゃあ、おわろうか

C:はい

終わりに

 「比べる」ってどういうことかを一言でまとめてあげるのは大事だと思います。「根拠のある予想とは?」「条件制御とは?」っていうのも一緒です。

 まずは、教師自身が明確に理解し、何回も何回も教えたり使わせたりすることで、子どもはだんだんと使いこなせるようになるのかなって思います。

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