理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「植物の発芽と成長」6授業目〜

植物の発芽と成長

 5授業目をまだ見ていない方は、先に理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「植物の発芽と成長」5授業目〜をご覧ください。

<インゲン豆の断面図ってどんな様子なのかな?>

板書案

復習する

C:前の学習のふりかえりをしましょう

C:はい

C:Aさん

C:前の課題は「本当に空気や適当な温度も発芽するために必要なのかな?」です

C:同じです。はい

C:Bさん

C:はい。まえのまとめは、「水以外に、空気や適当な温度も発芽するためには必要である」です。

C:おなじです

T:そうだね。つまり、発芽の条件とは?

C:水、空気、適当な温度

T:ということになります

問題を把握し、課題を掴む

T:じゃあ、今日の問題です。ノートに書きましょう

インゲン豆の断面図の絵を書こう

C:できました

T:断面図って何かわかる?

C:?

C:はい

T:Cさん

C:はい。切った時の図です。

C:わかりました

T:正解。例えば3年生のときに、算数で球をきったの覚えてない?

C:あ〜あります

T:そう。球をこうやってきって、その切り口はどんな形かっていうと?

C:円

T:そうそう。そんなふうに何かを切った時の切り口の図のことを断面図って言います

T:つまり・・・

T:こんなふうに、インゲン豆を切ると、2つ長細い丸ができるよね。それってどんな姿をしてるとおもうって問題です

C:あ〜

T:じゃあ、クロームブックを開きましょう。

C:はい

T:そしたら、みんなに同じシートを準備したので、出席番号のところにいきましょう

C:できました

T:そしたら、これに自分のイメージを書き込んでみてください

C:はい

C:できました

T:じゃあ、まずはペアに説明してみて。そのとき、図にかいたものが何なのかを説明できるといいよね。では、どうぞ

C:はい

C:できました

T:じゃあ、いろいろな人の見てみて

C:え〜ぜんぜん違う

C:どうなんやろう

C:う〜ん

T:これどういうことっていうのあったら友達に聞きに行ってもいいよ

C:はい

C:できました

T:じゃあ、実際のインゲン豆の断面図ってどんな様子なんだろうね

C:きになります

T:じゃあ、今日の課題は?

C:インゲン豆の断面図ってどんな様子なのかな?

T:それでいこう

ということで本時の課題として、インゲン豆の断面図ってどんな様子なのかな?に決まりました。

実験する

T:集合

C:はい

T:そしたら、今から、君たちにインゲン豆を切ってもらいます

C:やった〜

C:楽しそう

T:そしたら、何がいる?

C:インゲン豆

C:ハサミ

C:カッター

C:カッター板

T:そうだね。それらをつかってください。ほんで、インゲン豆はここから持っていってください

C:なんで水のなかに入れてあるんですか?

T:あ〜、ほら豆ってもともと硬いじゃないですか。そしたら切りにくいでしょ。だから、水につけとくと柔らかくなって切りやすくなるからだよ

C:なるほど

T:ほんで、カッターやカッター板、ハサミはあそこにおいてあります

C:わかりました

T:ほんで切る時、真ん中をねらってください。こんな感じです

C:わかりました

T:質問はありますか?

C:ないです

T:じゃあ、ペアでやってみて

C:はい

T:では、どうぞ

わかったことを共有し、ふりかえりをする

T:じゃあ、グループでワークシート1つあげるし、意見をまとめてみて

C:はい

C:できました

T:もってきて

C:はい

T:比べてみて気になったことは?

C:はい

T:Dさん

C:はい。前に出ます。意見がバラけていて、このやつはなんですか?

C:はい

T:Eさん

C:皆さん来てください

C:はい。切ったらこんなやつが出ました

C:え?

C:うちらのところあったかな?

C:これかな?

T:こんなやつあるよってグループ

C:はい

T:ないよ

C:はい

T:みんなで確認して

C:これじゃない

C:ありました

T:ということは、これは書いたほうがいいの?

C:はい

T:じゃあ、こんな感じなんかね?

C:たぶん

T:そしたら、念の為、教科書で確認しよう

C:はい

C:やっぱりそうだ

C:え!これ、根や茎や葉になる部分なんだ

C:ほんまや

T:そしたら、全員で確認するよ

C:はい

T:まずは、教科書を参考に断面図かいてみて

C:できました

T:ほんで、ここが?

C:子葉

T:ここが?

C:葉や茎や根になる部分

T:そうなんです。こんな小さいやつが将来、葉や茎や根になるんですよ

C:え〜すごい

T:だね

T:ということで真実はこんな感じなんです

C:へ〜

T:じゃあ、今日はこれがまとめの代わりになります

C:はい

T:そしたら、振り返りをかいてみて

C:はい

C:できました

ヨウ素液について知る

T:ほんでね、この子葉には実はたくさん養分が含まれています

C:そうなんだ

T:それを調べるためにこんなのを使います

C:なにこれ

T:これはヨウ素液といいます

C:ヨウ素液

T:集合

C:はい

T:そしたら、ヨウ素液をかけてみます

C:あ!青色になった

T:どこが?

C:子葉の部分が

T:葉や茎や根になる部分は?

C:かわらない

T:そしたら、もどってください

C:はい

T:じゃあ、これ大事なのでメモをしてください

・ヨウ素液とデンプンが反応すると、青紫色になる

・子葉にはデンプンが含まれている

C:できました

T:このデンプンっていうのが

C:養分

T:ですね

終わりに

 土台を揃える時間は必要です。この後、子葉はしぼむんだけど、「なんでかな?」って聞かれても、「デンプン」について触れていなかったら絶対出ません。根拠のある予想のために教えるところは教えないといけないというわけです

 続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜5年「植物の発芽と成長」7授業目〜をご覧ください。

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