まだ6時間目を見ていない方は、先に【6年理科|植物のからだのはたらき 指導案の参考に】5時間目の実践記録|理科専科の授業づくりをごらんください。
<子葉が取れた後、植物はどうやって養分を得るのかな?>
板書案
しばらくお待ち下さい。
振り返りをする
C:前の学習の振り返りをしましょう
C:はい
C:Aさん
C:はい。前の課題は「根からくきを通った水はこのあとどこにいくのかな?」です
C:同じです。
C:はい。
C:Bさん
C:はい。前のまとめは「根からくきを通った水は、主に葉から空気中にでていく」です
C:同じです
T:そうだね。ちなみに葉から空気中に水が出ることをなんて言うんだっけ?
C:蒸散
T:ですね。ほんで、葉のどこから出るかっていうと?
C:気孔
T:ですね。じゃあ、今日はこの続きからしましょう
C:はい
生き物の養分を得る方法を確認し、本時の課題を掴む
T:まず初めに、確認ねんけど、生き物が成長していくためには何が必要かっていうと
C:水?
T:成長やよ
C:あー、養分
T:そうだね。養分が必要だよね
T:ほんで、これまで人とかメダカはどうやって養分を得ているのかは学習してるのね。ちょっとペアで確認
C:はい
C:できました
T:じゃあ、人について教えて
C:はい
T:Cさん
C:はい。食事だと思います
C:同じです。他にあります
C:Dさん
C:はい。お腹の中にいる時はへそのおで養分を得ていると思います。
C:あ〜!分かりました
T:そうだね。じゃあメダカは?
C:はい
T:Eさん
C:はい。腹の中の養分を使って成長するんだと思います
C:同じです。他にあります
C:Fさん
C:はい。エサを食べて成長するんだと思います
C:同じです。
T:そうだね。じゃあ、今日は何をやるかというと、これです
C:植物
T:そう。植物ってはじめどこに養分があるかというと
C:子葉
T:そうです。子葉の中の養分を使って発芽とか葉や茎や根の成長に使われるんだよね。ちなみにこの養分はなにかというと?
C:でんぷん
T:ですね。ほんでね、この子葉はしばらくすると
C:しぼんで取れる
T:そうだね。じゃあ、子葉が取れた後、成長はしないの?
C:いや、します!
T:そう。つまり、子葉が取れた後も養分、まぁでんぷんを得ているわけですよ
C:うーん。どうやって?
T:どうやってだろうね?
T:じゃあ今日の課題は?
C:子葉が取れた後、植物はどうやって養分を得るのかな?
T:じゃあそれでいこう
ということで本時の課題として「子葉が取れた後、植物はどうやって養分を得るのかな?」に決まりました。
予想をする
T:そしたら、ワークシートをくばります。もらったら名前を書いてね
C:はい。
C:できました。
T:そしたら、予想をしてもらいます。左側にイラスト、ほんで右側には説明を書いてください。
C:分かりました
T:ちなみに、予想をする時に大事なことはなんだっけ?
C:日常生活とつなげる
C:習ったこととつなげる
T:そうだね。そうすると根拠のある予想になるんだよね
C:はい
T:じゃあ、はじめてください
C:はい
C:できました
T:できた人から自由に友達と交流してて
C:はい
T:じゃあそろそろいいかな?一回座りましょう
C:はい
予想を共有する
T:では、予想を教えて
C:はい
T:Fさん
C:はい。土の中にでんぷんがあって、それを根から吸収しているんだと思います
C:分かりました。他にあります
C:Gさん
C:はい。水を吸収するときに、でんぷんも吸収するんだとおもいます。
T:でんぷんはどこにあるってこと?
C:水です
T:なるほどね。
C:他にあります
T:Hさん
C:はい。私は日光が当たると大きく育つから、日光が当たるとでんぷんができるんだと思いました
C:分かりました。他にあります
C:Iさん
C:はい。私は肥料をあげると大きく育つって言ってたから、肥料の中にでんぷんがあるんだと思います。
C:分かりました
T:もうない?
C:ないです。
T:じゃあ、まずはネームプレート貼ってみて
C:はい
T:なるほどね。
T:じゃあ、これは違うんじゃないっていう意見はありますか?
C:うーん
C:はい
T:Jさん
C:はい。僕は肥料は違うと思います。わけは、肥料がなくても植物は育つからです。
C:わかりました
C:反対意見があります
T:Kさん。
C:はい。じゃあ、なんで肥料があると大きく育つんですか?
C:それは分かりません
C:別の意見があります。
T:Lさん
C:はい。もしかしたら、でんぷんを得る方法って色々あるんじゃないんかなって思いました
C:どういうこと?
C:例えば、土にでんぷんがあって、そこから普段は吸収してるけど、肥料にもでんぷんがあって、それでより多く吸収してるから、大きく育つんじゃないかなって
C:確かに
C:それはありえるかも
T:じゃあ、でんぷんはどうやって得てるんかね?
C:うーん
T:ということで、実験して確かめよう
C:はい
実験方法を考える
T:そしたら、実験方法を考えましょう
C:はい。
T:とりあえず、でんぷんを調べるには何を使えば良い?
C:ヨウ素液
T:そうだね。じゃあ、ヨウ素液使ってどんな実験したら真実わかるかな?
C:はい
T:Mさん
C:はい。ヨウ素液をかければ良いと思います。
C:どういうこと?
C:例えば、土にでんぷんがあるなら、ヨウ素液かけたら青紫色になるはずで、ないなら変化ないはずですよね。そんな感じに色々かけてみたら良いのではないかということです
C:確かに
T:その実験でいけそうなのはどれ?
C:土
C:水
C:肥料
T:そうだね
C:日光のやつはどうするんですか?
T:うーん、そしたら、まずはやってみんけ?これで土、水、肥料についてははっきりするわけやし
C:分かりました
T:じゃあ実験しようと言いたいところだが、時間来てしまった
C:えー
T:ということで、次回は実験からやるよ
C:はい
T:じゃあ振り返りをかいて
C:はい
C:できました
終わりに
教科書とは違う流し方をしました。でも、私はこっちのほうがいいと思います。なぜなら、でんぷんを根から吸収しているという誤概念を子どもたちは持っていることが多いからです。ここをサラッといくと深い理解にならないんですよ!だから、時間をかけるべきだと思います。
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