<子葉の間から葉が出た後、4つの植物はどうなるのかな?>
課題を掴む
まず初めに、こどもたちと次のようなやりとりをしました。
T:いま、私達って4つの植物を育てていますね
C:はい
T:何かというと
C:ホウセンカ
C:ひまわり
C:ピーマン
C:オクラ
T:ですね。ほんでこの植物ってどのように育つかというと、まずは…
C:たね
T:ほんで
C:子葉
T:ほんで
C:子葉の間から葉が出る
T:っていうのをならったんだよね。今日は何をするかというと…
T:この後、植物ってどうなるんかなっていうことです
C:なるほど
T:今日の課題は?
C:子葉の間から葉が出た後、4つの植物はどうなるのかな?
T:じゃあ、それにしよう
ということで、本時の課題として「子葉の間から葉が出た後、4つの植物はどうなるのかな?」に決まりました。
予想をする
その後、「もしかしたらでいいから予想を書いてみて」と言いました。子どもたちからは…
・くきがのびる
・くきがふとくなる
・大人の葉がふえる
・実がなる
・はながさく
といった意見がでました。そこで、「じゃあ、これらがあっているのかどうかを見てみるといいね」と伝えました。
観察をさせ、気づいたことを共有する
その後、10分くらい観察をさせ、気づいたことをノートに書かせました。そして、全員で気づいたことを共有しました。子どもたちからは…
・ホウセンカは、大人の葉が100まいくらい
・どの植物も葉がふえた
・葉がおおきくなった
・どの植物も高さが高くなった
・どの植物もくきが太くなった
・つぼみがさいていた
といった意見が出てきました。そして、「つぼみっていう言葉が出ていたけど、つぼみって何かわかる?」と聞きました。すると、子どもたちからは、「花が咲く前にでてくるもの」という声が出ました。そして、写真(観察の時にぼん先生が撮ったもの)をみて確認をしました。
まとめをする
その後、まとめとして、「葉の数が増えたり、植物の高さが高くなったりする。そして、つぼみがでてくる」とかき、ふりかえりをさせました。
終わりに
観察の際に、大事にしていることは子どもが気づかなさそうなところの写真を撮っておくということです。今回で言えば、つぼみです。本時では、気づきましたが、気づかないこともあるので、「先生は、こんなのを見つけたよ」っていって、写真を出します。すると、「見た見た」ってなる子が出てきます。ただ、それをせずに、「蕾あったよ」っていっても、視覚的な情報がないので子どもたちには伝わりにくいです。
続きが気になる方は、理科専科がズバリ授業案を公開! 〜3年「花さいたよ」2授業目〜をご覧ください
コメント